紅月でどこまでも音階を上げるスーメタル
【第11話】
1 BABYMETAL DEATH
二階席も一斉に立ち上がり、右手を突き上げる。
去年Mr.childrenに行って以来、流れに乗ることにした僕は、積極的に右手を突き上げる。
左利きなので、本当は左手を上げる方が自然なのだが、となりの人とぶつかってしまうため右手を上げている。
できれば「左利き専用エリア」を設けてほしい。
この曲で始まる映像をたくさん、見てきたので「スーメタルです」と自己紹介しているかのようなこの曲で始まると、さぁいよいよだという気持ちになる。
2 あわだまフィーバー
3 ウ・キ・ウ・キ★ミッドナイト
4 META!メタ太郎
メタ太郎はとても好きな曲
どうしても聴きたかったのでこの日のセットに入ってくれて嬉しい。
あと1曲は「THE ONE」だが、これはまたの機会のお楽しみとなることが確定している。
5 Sis. Anger
6 紅月-アカツキ-
「あかつきだ~」
お約束SU-METALの絶叫で血液が逆流する。
この曲を演る日に来れた僥倖を噛みしめる。
この曲は後半にいくほど、オクターブが上がっていく。
それでもSU-METALは、楽々と音階をあげていく。
それは数十年前「ステンドクラス」の1曲め「エキサイター」でジューダスのメタルゴッドが
stand by for exciter
の4連呼をオクターブを上げて締めていたのを思い出させた。
あんな高い声が、出ていたのはいつまでだったろう。
あんな高い声で、歌い通せたら気持ちいいだろう。
7 おねだり大作戦
モアとユイが二人で歌うコミカルな曲。
この間、SU-METALはステージから姿を消す。
水を飲んで、のど飴でもなめているのだろう。
この曲は「さくら学院重音部」の頃からの曲で、ネットの書き込みによると
「まだ、やってるし」
「この日で封印」
といった意見が多数みられる。
幼さ満載の歌詞ゆえ、今の彼女たちにそぐわなくなっており、そろそろ歌い納めだということらしい。
しかし、どんな音楽家にもそのような曲はある。
かつて佐野元春は「つまらない大人にはなりたくない」と歌う「ガラスのジェネレーション」を封印した時代があった。
10代から20代前半にそう歌っていたものの、実際に大人になってしまったのに「大人になりたくない」はないだろう・・という気分からだ。
しかし、封印は解かれるためにある。
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