2016年末に選んだテレビガイド本は「TVガイド2月号」
いつもならば素通りするコンビニの雑誌コーナーに1年に1度、じっくり立ち止まって品定めする日が来た。
細木数子の六星占術ではない。
それならば、品定めしなくても、買うのは*星人と決まっているからだ。
毎月21日は雑誌の月号変更日。
この日から翌々月の表記ができる。
12月20日までに発売する雑誌は「1月号」までだが、12月21日には「2月号」を名乗れるのである。
古来から「女房と畳は新しい方がいい」という格言がある国だから、人は新しいものが好きだ。
特に雑誌と言えば情報の鮮度が命。
より遠い未来の月号を表記した方が、人は引き付けられる。
より遠い未来の月号を表記した方が、人は引き付けられる。
インターネットが普及してちょうど20年になろうとしている今でも、雑誌の情報量、閲覧性の良さは輝きを失っていない。
と、雑誌業界を持ち上げたところで、今日の本題は「年末年始のテレビガイド」である。
12月21日を過ぎるとコンビニ店頭には、一斉に各社のテレビガイドが並ぶ。
立ち寄ったコンビニで数えたところ、6誌が並んでいた。
年末年始くらいはゆっくりテレビが見たい。
テレビ雑誌を買う。
でもあまり見たい番組がない・・・
その繰り返しをして、もう何年かが過ぎている。
それでもこの時期になると、テレビに期待してしまうのは、テレビが娯楽の王者だった幼少の記憶のせいとも言えるが、やはりテレビが今でも強力なメディアだということだろう。
左手の手袋を外し、1誌ずつぱらぱらとめくってみて品定め。そして、自分に問いかけてみる。
今年のテレビガイド選考基準はなんだろう?
2誌くらいを見たところで、基準は見えてきた。
・価格が安い
・掲載期間が長い
・地上波の番組表が見やすい
・BS、CSは見ないので邪魔にならないレイアウトがいい
・千葉、埼玉、神奈川といった隣県ローカルの情報は不要
その基準で選んだのは「月刊TVガイド2月号」
・価格390円は最安値の1つ
・12月17日~1月31日掲載
2月まで掲載のものが1誌あったが、2月についてはゴールデンタイムだけのサマリーだった。
・隣県ローカルの枠が最も小さく、その分、東京地上波のスペースが大きくて見やすい。
・BSは一カ所にコンパクトにまとめられていて邪魔にならない
家族団らんお茶の間テレビという光景は少なくなっても、家族でテレビガイド回し読みという光景は、もうしばらく続くだろう。
ではそれはいつまでかというと、テレビ番組がインターネットで配信されるまでとみる。
NHKは実証実験を重ねており、実用化に向けて邁進したいのだが、利権を荒らされたくない民放が反対するという(慎重という言い回し)図式は、いつまで続くのだろうか。
2017年こそは、視聴者の利便性にもう少し軸足を移してもらいたいものだ。
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