納骨の手伝いを石材店に頼まなければならない理由
墓・仏壇関連
■墓・納骨堂を決める
■仏壇を買う(四十九日までに用意しておく)
この2つも最初に親が亡くなった時に終わっている。
基本的に墓に次男の家族は入れない。
もちろん、嫁いで除籍された子どもも入れない。
父親が長男の場合、先祖代々の墓に入ればよいが、そうでない場合、墓を新設しなければならない。
これは「前回」父が亡くなって初めて知った。
幸いなことに、何度めかの抽選で市民霊園が当選していたので既に墓はある。
仏壇も「前回」買った。
今回することと言えば、石材店に「字彫り」を依頼することだ。
石材店に電話をして「墓の番号」「死亡年月日」「俗名」「戒名」を伝える。
直接行けない場合、FAXで送るよう求められる。
値段を確認して発注する。
たいていの場合、墓を建立した時の石材店に頼む。
そうしないと、微妙に字体が違ってしまうし、そもそもあいみつをとる類いのものではない。
この世界に、カカクコムは存在しないのだ。
発注時には、納骨日のお手伝いも依頼する。
四十九日法要の日程は初七日法要の後に、寺から提案される。
納骨は寺にお墓がある場合、四十九日法要その日。
お墓を寺ではない場所に建立している場合、翌日である。
遺族の誰かが遠方から帰省して臨む場合、法要を土曜。納骨を日曜にする。
檀那寺でない場合、寺に難色を示されるが、だからと言ってできないものはできない。
なんとか頼み込むしかない。
寺離れが進む昨今、寺側としても「非檀家」も貴重な収入源。
そう邪険にはできないのである。
土曜に四十九日法要。
その後、出席してくれた親戚を「お斎」でもてなす。
そして、翌日遺族だけで「納骨」という流れになる。
石材店の話に戻る。
「納骨」は重い墓石をずらしたり、持ち上げたりする。
そして墓の中に入って骨壺を置く。
墓の入り口はそれほど広くはない。
そこに巧みに滑り込む。
お相撲さんのような体型の人には、至難の業だ。
昔は、小学生くらいの子どもがその任に当たったと母から聞いたことがある。
汗もかけば、泥にまみれる。
これら一連の作業は礼服を着た遺族には無理。
もし、手伝いを頼まない場合、ジャージでお坊さんを迎えて納骨をしなければならない。
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