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2017年1月 6日 (金)

屋内にいても一瞬でGPSを捕捉するForeAthlete 735XTJ

ForeAthlete 735XTJに保護フィルムを貼り終えた。
さぁ次は充電だ。
ここで、ACアダプターが同梱されていないことに気づく。
コネクトケーブルは付属しており、パソコンのUSB充電を想定しているのだ。

試しにKindle純正の電源コネクターに挿してみたところ通電し、充電することができた。
735用のACアダプターは「GARMIN ACアダプター(フィットネス用)」が4,300円で売られている。
ただし定格が公開されていないので、代用品でもよいのかは不明だ。



通電すると一瞬「接続中」の文字が出たと思ったら「日本語」と表示された。
しばらく様子を見ていたが、この表示が全く変わらない。

説明書には「日本語」という表示が最初に出るとは書いていない。
「はじめて電源を入れた時」の説明は19ページとあるのだが、そこには説明がない。18ページの説明では「電池残量」「現在時刻」が表示されるとあるが、実際そうではない。

後方のページまで読み進むと、どうやら27ページの「初期設定」を最初にしなければならないらしい。
なぜ、最初から順番に書かないのだろう。


はじめから読んでいくと19ページに「タイマーキー」という言葉が出てくるが、その言葉の意味は「21ページ」に書いてある。
致命的なこととして、この説明書には「50音順索引」がない。

ガーミンのGPS製品はまずアメリカで「フォアランナー」として発売され、ソフトウェアの日本語化を施して「フォアアスリート」となり、日本に入ってくる。
この説明書も「フォアランナー」のものを和訳したものと推察する。

アメリカ人には「索引」「ツメ」という文化はないのかも知れない。
ことばの意味がわからない時、日本人ならば、説明書の巻末に50音索引を探す。
それができないので、最初から最後まで「ぱらぱらマンガ」のように、何度もめくる羽目となった。


使う側の人間から見ると「どういう人たちが作ったら、こういうものができるのか」フシギだ。
恐らく、仕様を書いた人たちが、より合理的に説明することを考えて編集したのだろう。
日本人がクレームを言ったとしても、きっと彼らは「万人に合わせるのは不可能」と片付けるに違いない。


ここまでを順番に整理すると

▼735をコンセントに接続
▼27ページを見ながら「操作キー▲▼」「タイマーキー」を操作して設定を進める
▼45ページの画面が表示される


さて、ここでまた驚いた(2回め)
即座にぴっと音がして「GPS捕捉完了」と出たのだ。

はやっ
しかも、ここ室内なんですけど・・

2007年に出た「205」は今でも現役だが、GPSが捕捉できるのは「屋外に出て5分」ほど過ぎてからである。
垂角45度の空間がある場所に出て、数分経たないとGPSが捕まらない。
「今日は曇っているから遅いのかなぁ」
何度、そう言って空を見上げたかわからない。

従って、自宅を出てしばらくはウォーキングをしなければならない。
ウォームアップだと割り切るしかないが、あまりにも待たされる時は、見切りで[start]を押して走りはじめ、あとで「マラソンシミュレーター(ウェブサイト)」を使って、距離を電卓で足していた。

735は玄関を出てすぐに走り出すことができる。
miCoach SMART RUN(MC)もここまでは速くなかったし、屋内でGPSを捕まえたことは一度もなかった。
同時期発売の他社製品と比較はできないが「GPS」についてはガーミンに一日の長があるのは間違いない。

つづく
新コース!仮装して走る2度目の東京

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