OS-1 旧新飲み比べ
そこに2つの道があると、人は道に迷う。
そこに1つの道しかなくても、やはり人は迷う。
迷う人はどんな時でも迷っている。
そして、チャンスを見失う。
リラックスしていれば、ポジティブな気持ちを引き出せる。
そうしていると偶然のチャンスをつかむことができる。
チャンスが訪れた時、迷っていては見逃してしまう。
その時、頼れるのが「勘」である。
KANに感覚の「感」を当ててもいい。
必ず愛は勝つと彼も歌っているではないか(なんじゃそりゃ)
いつも感覚に頼っていると勘が働く。
もちろん外れる勘ではなく、当たりの勘だ。
僕が新しいOS-1を飲んだ時、これだけ味が変わっていれば、目かくしテストでも当てられるな。
そう思った。
OS-1は、体内の電解質濃度を下げない働きをする飲む点滴。
いろいろなものが入っていて、カロリーが高い一般のスポーツドリンクとは違い、役割だけを果たす「経口補水液」だから病人が摂る水分として好適である。
発売は2005年だが、一般向けではないため宣伝をしておらず、ほとんど知られていなかった。
初めての宣伝は2012年7月。
その2年前に熱中症で倒れたことがある所ジョージが自虐的に熱中症対策を訴えるCMだった。
ポカリスェットがこの世に出た時、誰もが「こんなまずいモノ、金出して買う人がいるのか」と言った。
カロリーメイトもそうだった。
最初に出た200円の缶入りカロリーメイトを飲んだ時、口の悪い友人は「飲んだ後のお好み焼き*みたいだな」と言った。
*表現を変えてあります
OS-1を初めて飲んだ時の感想は「こりゃポカリ以上に薄いな」だったが、医療用ゆえその可能性を感じ取った。
低カロリー(100mlあたり10kcal)なので、たくさん飲んでも太る心配がない。
早速、マラソン前のウォーターローディング用に飲むことにした。
それ以来、飲まない日はない。
商品指定の用量は「大人1日500~1000ml」
初めこそ1日ペットボトル1本(500ml)を飲んでいたが、205円と高いこともあり、徐々に量が減った。
会議の時もOS-1持参。
眠くなった時に、一口飲むとリフレッシュできる。
周囲に飲んでいる人がいないので珍しがられた。
「それいくらですか?205円?たかっ!で、美味しいんですか?まずい?だめじゃないですか」
皆が笑って場が和むという副産物もあった。
そうして5年ほど、毎日飲んでいたので、2016年3月に容器が丸くなった新タイプを飲んだ時、先のように思ったわけだ。
味が変わったとなれば、そこは「飲み比べ」だ。
つづく
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