入国管理のような東京マラソンのセキュリティ・チェック
2月24日
東京マラソン2日前の金曜日
EXPOに来ている。
前日の土曜は家から一歩も出ないで、体力を温存するためだ。
会場は東京ビッグサイト
第1回大会は東京ドームだったが、第2回以降はずっとこの場所で行われている。
今回、コース変更によりゴールが東京ビッグサイトではなくなったので、EXPO会場も変更されるのかと想っていたら、予想が外れた。
運賃が高い「りんかい線」か、のろのろ走る「ゆりかもめ」に乗る必要があり、便利とは言えない。
できれば、東京国際フォーラムに変えてもらいたい。
「国際展示場前」駅に降り立つ。
東京の日没は早い。既に日が暮れた夕闇のビッグサイト方面から、大量の人がやってくる
でもマラソンの袋持っている人は少ない
それは、同じくビッグサイト内で行われていたギフトショー帰りの人たちだった。
「ランナー受付の方はこちらへ進んでください」ボランティアのおじさんから、左側レーンを促される。
土日のボランティアは学生や社会人も参加できるが、金曜となると、ボランティアはリタイア組の皆さんが頼り。
1日9時間の長丁場であり、なかなか大変な仕事だ。
そういう人々にも、参加ランナーは支えられている。
入り口を入ると本人確認証で本人のチェック。
まるで入国管理みたいだ。
それぞれのカウンター前でリストバンドとりつける。
これは今年からの試みで、このリストバンドを当日入場ゲートでスキャンする。
顔写真で確認しているので、当日、別のランナーとすり替わることができなくなる。
「緩すぎますかね?」
確かに緩すぎるので、やり直してもらう。
2度目には完璧になった。
他の人が付けたのを見ていると、内側の折り返しが外にはみ出したりしているが、僕のは1mmたりともずれていない。
リストバンドは、手術を受けた病院で巻かれて以来だ。
これから二晩これを巻いて寝る。
何かに守られているようで悪い気はしない。そして、なんだか誇らしい。
カウンターでナンバーカードを受け取る。
次のエリアに入る際、今つけたばかりのリストバンドをスキャン。
SECOMのロゴの下に二次元バーコードが印字されている。
最後にTシャツを受け取ったら終わり。
割と呆気ないが、マラソン大会はいつもこんなものだ。
最近では事前郵送で受付がない大会が増えているし、実際その方がありがたい。
ここで、なんだか楽しくなってきた。
日常からマラソンレースへとスイッチが入った瞬間だ。
2月25日 レース前日
レース当日は5時起きだが、10時半に起きた
Googleアカウントが数日前、強制的にログアウトされて以来、Googleアプリが使えなくなっている。
当日、なにかの時に困りそうなので、改めてログインし直すと、元通りになった。これについて、Googleは何らかの障害なのか、それとも意図的なものなのかを明らかにしていない。
レース前日の緊張感だけは、経験が10回を超えた今も変わらない。
過去の記録を元にしたto do リストを粛々とこなしていく。
「旅マラソン」と違って「自宅マラソン」の場合、着替えの用意がほとんど要らない分、シンプルだ。
これで、板橋、東京と「自宅マラソン」が2年続いた。
体調も元通りになったので、次のレースは「旅マラソン」を再開しようと思っている。
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