東京マラソン 人がマラソンを応援に行く理由
いよいよ今度の日曜は東京マラソン。
今日はランナーの視点からみた、沿道の応援について書いてみたいと想います。
あなたは、実際にマラソンを応援に行ったことがあるでしょうか。
テレビではマラソンを見るのが好きという方でも、マラソンを応援するためにわざわざ出かけたという人は少ないと想います。
かくいう自分も応援に出かけたことはありません。
(箱根駅伝はあります)
ボランティアで参加して、自分の持ち場が早く終わった後に応援したことはありますが。
1度体験してみないと、あの場の雰囲気はなかなか想像できないと想います。
何が違うかというと、自分が腹から声を出すと言うことです。
テレビ観戦しながら
「瀬古、がんばれ~」古い
とは、なかなか言えないです。
そこが、ライブ観戦とテレビ観戦の違いです。
これで、陽気がよければなかなか幸せな気分に包まれます。
マラソンを走っていると、いろいろな方々に応援を受けるわけですが、意外と多いのは独りで応援に来た方です。
プラカードを持ってきた男性
ラジカセを持ってきた男性
チョコを配っている女性
ただ、応援している女性
それは男女を問いません。
なぜ、見ず知らずのランナーをわざわざ応援に来るのか?
それはいわゆる「元気をもらえる」ということなのでしょう。
それはそうです。
42.195kmを走るために、長い月日をかけて準備をしてきた人たちが、必死の形相で走っているわけです。
その姿には、目標を立て、自分を追い込んでいる人の神々しさがあります。
自分では、とても42.195kmを走れないけれど、この人たちは今それをやろうとしている。
どうして、そんなに頑張れるのだろう。
そんなことを考える機会は、日常ではありませんから。
「明日も仕事だ。だけど、頑張れ」
今でも覚えているのですが、以前、東京マラソンを走った時、終盤の寂しい臨海エリアでこんなプラカードを持ったお一人様がいました。
そういうのは、やめましょう。
洒落になっていません。
洒落になっていません。
ランナーに理屈は要りません。
敬語も要りません。
がんばれ~
それ以外に何も要らないんです。
それがあれば、頑張ろうと想うのです。
足が痛くても頑張れ
怪我しないでね
無理しないでね
マイペースっ!
とか余計なお世話です。
週末の日曜日、もしも晴れたならば、そしてまだあなたが一度もマラソンライブを経験していないならば、ぜひ応援に来てください。
あなたの"生がんばれ"
を35,000人が待っています。
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