ATOK2017 ようやく見つけた「変換キー」
ATOKが新しくなる旅に(新しくなる度に)チェックしているポイントがある。
一つは「単語登録」ダイアログでコメントが登録できるか。
↓ ↓
できなかった。
過去何度か申し入れたことがあるが、これについてジャストシステムは課題として捉えていないようだ。
もう一つは単語登録の最大文字数
↓ ↓
100文字のまま変わらず
MSが60文字なのに比べれば、大きいアドバンテージだが、この文字数も増やすつもりはない様子。
では、今回ATOK2017を買った決め手であり、楽しみにしていた「インプットアシスト機能」はどうか。
日本語入力をオン([あ]と表示された状態)にし忘れて入力を始めると、ATOKが判断して「直前の入力を日本語にする」提案をするという。
そこで、わざと日本語入力をオフにして入力してみる。
tamesini
と入力すると「直前の入力を日本語にする shift+変換」というガイドメッセージが出た。
しかし、数秒で消える。
時間を測ってみたら5秒で消える仕様のようだ。
その5秒のうちにキーを押下しなければならない。
tamesini
[shift]+スペースキーを押下
すると何も起こらない。
え゛?変換といえば、スペースキーかと思ったが・・・
tamesini
同じ誤りを2回めになると、ガイドすら現れなくなる。
別のキーで試す
[shift]+[Enter]ではどうか?
やはりダメだ。
どうなってるの?ATOK2017
ここで説明書を紐解く。
50オン(50音)索引を開いたが「[shift]+」という項目がない。
最初からぱらぱらとめくってみたが、これは「インストール方法 基本的な使い方」という題名の冊子であり、細かいことは載っていないのだった。
仕方ないので「Google先生」に尋ねる。
しかし、ジャストシステムのサイトでは
「ガイダンス表示に合わせてShift+変換のキー操作を行うと変換可能な入力状態に戻り、入力し直すことなく変換操作を続けられます。」
としか書いていない。
その通りにやっていて、意図通りに動かないのだが・・
キツネにつままれたような気分。
少しずつ、心に疑念の雪が積もる。
しばらくあれこれやってみて、答えが出た。
ジャストシステムのサイトで「変換キー」の位置が図示されていたのだ。
そこにはスペースキーの右と成り(右隣り)にあるキーに[変換]と書かれている。
自分が使っているキーボードでは、折り重なる"2つの矢印"が刻印されている。
kondokoso
↓ ↓
今度こそ
できた!
これが変換キーだったのか・・
そういえば、MS-DOSのコンピューターを使っていた時は、よくこのキーを使っていた。
最近では次候補の階層を深くする時にしか使っていなかったので、まさかこれが「変換キー」とは思わなかった。
使えるようになると確かに「インプットアシスト機能」は便利だ。
ただ、カラダが「変換キー」の位置を覚えるまでは、少々時間がかかりそうだ。
文中で( )表示したのは、ATOK2017による変換(期待したい変換)
誤変換30%削減は本当なのか?
少し心細いATOK2017の船出である。
つづく
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