東京マラソン エイド混雑のタイムロスは合計1分
9km過ぎ
10kmに到達する前に、少し早いが2つめのジェル。
それが胃に落ち着いた頃、つづいて1つめの「WINZONE」を流し込む。
今期初めて使うクエン酸顆粒「WINZONE」
マラソンに向けた練習の際、走り始める前に摂ったところ、終盤まで粘れる感覚があった。
この際、本当でもプラセボ効果でもかまわない。
快心のレースにするためには、何だってするのだ。
WINZONEはスタート20分前に1包。
レース中は10、20、30kmで1包ずつの計画だ。
標準的な用量は1日1包となっているが、1日で42.195kmという過酷な状況ならば、少々多めに摂っても大丈夫だろう。
終わってみればその答えが出る。
これは実験であり、成功すればメソッドになる。
10kmレースのゴールが右側レーン、マラソンは左側レーンと別れを告げる。
新コースはひとまずここまで。ここからは一旦旧コースに戻る。
そして、2009年に走った時、最も苦しかったのがここだ。
ここから浅草寺までの5kmは、これといったランドマークがない。
ちょうどハンガーノックを起こしていたこともあり、雷門はいったいどんだけ遠いのだと途方に暮れた。
「次の**まで頑張ろう」
マラソンは、こうした目先の目標をつないで走る。
これがないレースはきつい。
ということは「板橋Cityマラソン」や「湘南国産マラソン」のような、単調な道を行って来い折り返しコースというのは、なかなか大変だということだ。
東京マラソンの魅力のひとつは、目標となるお楽しみポイントが数キロ毎に訪れることだ。
10.5km 第三給水所
手元のゼリーがなくなったので、ここで初めてエイドに寄る。
目指すはスポーツドリンク。
だが、まだまだ混んでいて、ランナーの人垣でテーブルが見えない。
このままでは、スポーツドリンクのテーブルが終わりそうになったので、走りながら取ることを諦め、歩いてテーブルに並ぶ。
5kmのラップから10kmまでは、安定したペースを刻んでいたが、11kmのラップは28秒遅かった。
今回のレースでは、エイドの混雑により大きくタイムロスしたと思われるのは3カ所。
その合計タイムは1分ほどだった。
たかが1分、されど1分。
特に5時間切り、サブ4といった節目のタイムや自己ベストぎりぎりの場合、泣くに泣けない。
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