東京マラソンゲート コンサート会場の後は搭乗手続き
「飲み物は持っていますか?」
セキュリティリストバンドの次は、持ち物検査。
こうなるとほとんどコンサート会場である。
はい、これが120mlで・・
そう言ってAsahi Slim up Slimを見せる。
係員はここで追求の手を緩めたようにみえたが、僕は続ける。
パックのファスナーを開けて、これとこれも合わせて3つで420mlです。
「はい、いいですよ」
係員は初めから性善説に立っているように見えた。
それはそうだろう。
マラソンを走りに来た人は、日頃は横着者でも、その日だけは「いい人モード」に入るのである。
「スマホは持っていますか?」
主催者が(安否確認システムのために)スマホを携行して走るよう周知していたので、その確認をしているのか。
ポケットからスマホを取り出すと「お預かりします」
金属探知機のチェックだった。
空港の登場手続きそのものである。
東京マラソンのスタート会場は、着替え場所が貧弱である。
ランナーはそのあたりの路上で着替えている。
唯一、それらしいのは新宿中央公園で、この状況は2009年に出走した時と何ら変わっていなかった。
36,000人の人が一堂に会しているのに、この小さな公園で事足りているのが不思議だ。
前回参加した時は、大江戸線の「都庁前」駅コンコースで着替えている人がいて、係員からやめるよう注意されていた。
階段が空いていたのでそこに陣取る。
今日は折りたたみ椅子を持参していたが、不要になった。
印刷してきた「直前ルーチン」表に則り、準備を進めていく。
手順①は「ウィンドブレーカー上下を脱ぐ」なのだが、寒いので後回しにする。
これが災いした。
脱ぐのを忘れていて、危うくブレーカーパンツを履いたまま走るところだった。
荷物を預ける寸前に気づいて、慌てて脱いだ。
8:00
荷物を預けた時点で、ブロック整列締め切りまで45分。
これならば余裕だ。
スタートブロックに一番近いトイレの列に並ぶ。
2009年に参加した時は20分待ちだった。
今回もそれくらいか・・
と想っていたら、これがとんでもない見込み違い。
結果的にトイレに駆け込むまでに55分を要してしまった。
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