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2017年4月 9日 (日)

電話口で言葉が多すぎる人 ばか丁寧の対処法

現代人はとても忙しい

1980年代にコンピューター、1990年代にインターネットが登場したことにより、人が人生において処理する情報は10倍になった(想像)

やらなければいけないことが山ほどあり、1つのことに充てられる時間は限られている。
現代は「ばか丁寧にはやっていられない時代」だ。


それでも、ばか丁寧な人は実在する。
時代の流れを読めないのだ。

自らが丁寧で完璧な仕事をする社会人であることに酔い、それがどれだけ相手の時間を奪っているかに思いが及んでいない。

五十歩譲って、それがメールならばまだいい。
ばか丁寧に書いてある文面から、必要なものだけを抽出して、あとは読み飛ばせばよい。
速読の技術を身につけているので、そこはさほど苦にならない。
(できれば結論だけを買いて欲しいが)

問題なのは、電話だ。
電話口で相手が喋っている以上、同じ尺の時間をこちらもつき合わなければならない。
相手が「バカ丁寧」な仕上げに費やす時間、こちらはなにも創造性のない、なにも利点のない時間を奪われる。



「他に何か疑問に思われる点はありませんでしょうか?」

ないです

「それでは、これにてご案内終了ということでよろしいですね」

はぁ・・

「また、何かございましたら、わたくしサ・ト・ウがお受けしましたので、何なりと気づきの際にご遠慮なく、ご連絡くださいませ」

はぁ・・

「それではお忙しいなか、貴重なお時間をいただきありがとうございました」

・・

「今後とも弊社をよろしくお願い申しあげます」

・・

「失礼いたします」


こういう時、しびれを切らして電話を切るのは人の道に反する。
そこは、暖かい世間の一員を演じなければならない。

相手の「ばか丁寧」の波状攻撃に対して、いちいち応えてはいけない。
なにか一つ、質問に質問を返せば、そこはねずみ算式に時間が増幅するだけだからだ。

とにかくひたすら「はい」
はいは1回だけ。
同じ「はい」でも0.2秒ではなく、0.1秒で言う。
それ以上、なにも言ってはいけない。

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