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2017年4月19日 (水)

MRIの恐怖を克服した「気づき」

閉所恐怖症ですか?「はい」
MRIの問診票に、そう書き込むことはお約束。
だが本当のところは半年前のMRIでそれは克服している。

目を開けていれば怖くない
ということを発見したのだ。

それを姉に言うと「なんで今まで目をつぶっていたの?」と訝しがられた。
そう言われれば、検査技師に目をつぶっているように指示されたわけじゃない。
ただ、位置決めの赤外線?を照射する時に目を閉じるよう言われたことはある。
それを、そのまま目を閉じていなければならないと思い込んだようだ。


ここまで10回を超えるMRIを受けてきて、いつも目を閉じていていつも怖かった。
あれはいったい、なんだったのかと思う。

いずれにせよ、今回は初めから目を開けて、機械に吸い込まれる。
ぐいーんというショッカー秘密基地の扉が開くような音
それがまた、恐怖を煽るんだよな
でも目を開けていれば平気だ


口を閉じていると、呼吸が苦しく感じるので開けておく。
あとはゆっくり呼吸をする。
そうすれば、怖くない。

MRIの技師は受診者に対して「目は開けておいていいですよ」と言った方がいいと思う。
まだ、日本のどこかに僕と同じような人がいるかも知れない。



MRIが終わると、喫茶店で時間をつぶす。
このところ、朝起きられないのは病理再発ではないか?
いや、考えても仕方がない
考えたら、病理が治るわけじゃないんだ

1時間後、執刀医であり主治医、牧野医師の診察室から呼び出しがかかる。
息を呑む
いつも第一声を聞く瞬間はそう

「最近、朝起きづらいとかいったこと、ありませんか?」

再発キターーーーーーーー^^;)

そこで、事前に用意してきた簡潔にまとめたコメントを返す
えぇ、平日は目覚ましをかければ大丈夫なのですが、土日は起きられないんです。

すると、それを聞いた牧野医師
「会社に行かなければいけないのに、起きられないという訳じゃないですよね」
と言って、1時間前に撮ったばかりのMRI写真をパソコンに表示させて
「まったく正常です」

おいおい、紛らわしい質問するなよ
って、僕の考え過ぎか

もちろん安心したのだが、これでまた「体重減」の謎解明は先送りとなった。

つづく

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