「9割の人が目がかなりよくなったと実感!」数値化開始
4月末のある日、かなり自信満々な広告に焦点が合った。
それは確か朝刊の割といい場所に掲載されていた。
「1日1分見るだけで目がよくなる28のすごい写真」
かつて、見ているうちに3D画像が見える本を買ったことがある。
買ってから一週間ほどして、3D映像が浮かび上がった時は、自分が特殊能力を身につけたような高揚感に包まれたが、友達に話すと「それは、どういうことにつながるんですか?」と言われて、絶句してしまった。
その本は、すぐにブックオフに売った。
加齢により近くのものが見えなくなって久しい。
だからと言って「もっと視力を上げたい」という欲求はない。
車の運転用、テレビ観賞用、パソコン用
2年前、大きな手術を受けて以来、いくつかの度数の違うめがねを使い分けるようになったからだ。
でも写真を「1日1分見るだけ」ってのはいいな
本だから、居間に置いておけば、他の家族も手軽に見ることができるし
買ってみるか
すぐに贔屓の書店に取り置きを頼み、翌日買って来た。
Amazonで注文しても、翌日手にできることに変わりはないのだが、いくつかの違いがある。
書店は店を訪れたついでに、他におもしろい本がないか棚を流すことができる。
個人書店に限らず、中規模書店も次々に店を閉めており、今では通勤ルートで書店がない。
「たまには本屋に行きたい」のである。
一方、Amazonの場合、薄い本ならばポスト投函して行ってくれるが、箱に入れられてしまうと不在票>再配達となる。
再配達を待つ間、風呂にも入れないし、パンツ一丁になることもできない(ならないけど)
「9割の人が目がかなりよくなったと実感!」
黄色い帯には自信満々の言葉が書かれている。
「細かい字を見るのが億劫でなくなった(50代女性)」という「驚きの声」も紹介されている。
9割の人が実感したのが事実としても、自分が残り1割になるかもしれない。
他人の実感など、3割でも5割でもいい。
自分が実感できるかどうかだ。
まず、終わりまで通して読んで(見て)みて流れをつかむ。
キャッチコピーは「1日1分見るだけ」だが、その「見る」ことに一定のルールがあることがわかった。
ただ、1分間ぼーっと見るだけではない
写真ごとに「見方」が決まっていて、それに従わなければならない。
初日は「面倒だな」と感じたが、二日めからは「どれどれ今日のルールは?」と難なくこなしている。
iPhone5のストップウォッチで1分を計り、写真を見る。
1分はあっという間に過ぎる。
実にカンタンだ。
これで「目がかなりよくなったと実感!」できる9割の方に入れたら、この投資は高くない。
始めてから3日めが終わった時、違和感を感じた。
スマホの文字が以前より見づらいのだ。
いいか、悪いかはわからないが、この実感は数値化しなければならない。
そうだ、ずいぶん前に買った「見るだけで目が良くなる」的な本に付いていた視力測定表が確かあったはず。
書類棚を探すと「health」のバインダーに入っていた。
写真は28種類
1クールが終わるのは4週間後
その頃「ビフォー」「アフター」をお知らせしたい。
つづく
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