カラ鉄の機械に勝った「採点不能」
次のお題は、二人で参戦した佐野元春30周年ライブ「ALL FLOWERS IN TIME」から1曲ずつ
LIVE DAMにはこの公演から5曲の音源映像が入っている。
このカラオケが秀逸なのは、元春の歌だけがカラオケで、演奏は当日のThe Hobo King Bandのものということだ。
先行の僕は「約束の橋」
この歌は、カラオケ人生で歌った回数が最も多い
80点
(・。・)メガテン
おい、責任者を出せ!と言いたくなる
仲野君は「ガラスのジェネレーション」
91点
いやいやいやいや(心で4回)
彼には悪いけど、それはないと思う
音符と言葉はずれているし、キーも合っていない
だが「カラ鉄」採点アルゴリズムは、そんなのお構いなしである。
もうこのあたりで、点数を競うとか、高得点を出したいという気持ちは失せている。
それならば、縛りなしで歌いたい唄だ!
「Born to be free」X JAPAN
なんと、結果は
「採点不能」
この後歌った「紅月」BABYMETAL「ヒカリノアトリエ」Mr.children「未来予想図Ⅱ」Dreams come trueの3曲も同じく「採点不能」だった。
一方の仲野君に「採点不能」は一度もなし。
「高い声は、ここの機械じゃ識別できないんですよ。ある意味"機械に勝った"んじゃないですか?」
仲野君がフォローしてくれる。彼の推論に、僕も完全に同意する。
一方、仲野君は、大半の曲で80点以上をマーク
低い声で抑揚なく(失礼)歌う方が「カラ鉄」の採点には合っているようだ。
それじゃ一番自信のある曲をいこう
僕は渾身の一曲「SOME DAY」佐野元春
これでダメなら、この機械では一生、点は出ない
65点
(沈黙5秒)
間奏ではない。沈黙である。
結局、僕の最高点は最初に歌った「空も飛べるはず」の81点。
お帰りにフロントデスクで発行してもらう「★★結果発表★★」レシートで、トップ10のうち9曲は仲野君の曲が占めた。
唯一、僕が8位に食い込んだのが「逢いにきんしゃい」Rev.from DVL
3月のラストライブの余韻を持ち込んだつもりだったが、キーが高すぎてまるで歌えなかった。
「泥酔したおじさんのラップ」みたいな出來だったこの曲が「87点」
後日、確認したところによると「カラ鉄はUGA、WAVE、DAM、JOYと1部屋で複数メーカーが歌えるのが売りで、よそ(他社チェーン)がやっている精密採点はない。一店もない」ということだった。
この二週間後、ちょっとはましに「逢いにきんしゃい」を歌ったところ「67点」だったことを申し添えたい(笑)
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