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2017年6月23日 (金)

たまご好きの偽のたまごサンド

ローソンの「たまご好きの為のたまごサンド」が美味い
これで三日連続で食べている

スクランブルエッグ
玉子焼き
ゆで玉子
たまごサラダ

4つのたまごサンドが、この順に並んでいる

確か発売されたのは2017年5月頃で、出てすぐにも一度食べている。
だが、その時の感想は「なんだこれは、あまり美味くないな」だった。
だから、それ以来買わなかった。

一ヶ月ほど経ったある日、スヌーピーのお皿をもらうためにシールを集める必要に迫られて、サンド売り場に立った。
前日も同様で、その時は「しゃきしゃきレタスサンド」を手にしている。

シャキシャキレタスハムサンド
商品名を見ただけで、みずみずしいレタスの食感が脳に去来する。
「確か、ハムも美味かったよな」
一度、食べたことがある人ならば、その味覚さえも蘇る。
とても巧いネーミングだ。

一方の「たまご好きの為のたまごサンド」
たまごサンド×4種類が入っていることは見ればわかる。

たまご好き?
え、なんで知ってるの?
確かにそうだけどさ。
だからって、別にお前に言われたかないよ
脳が親交を拒否する

でも拒否しているのは、ローソンの商品企画担当者であって、目の前のたまご達ではない。
そんな、複雑な心境が去来したのだろうか。
一度めに食べた時は、全体的にいま一つだなと感じた。

特にどのような仕上がりなのか興味深かった「玉子焼き」が期待外れ。
「お腹を空かせた小学生が、親が居ない隙に冷蔵庫から玉子を出して、味噌汁茶碗でかき混ぜて味も付けずに焼いたらこうなりました」
という味だった。

ところが、二度目に食べた時「玉子焼き」が違っていた。
からしが入っていたのだ。

あれ?こんな味付けだったかな?
パッケージを見ると小さく「からし類を使用しております」と書いてあった
発売時からそうだったのか、その後、修整したのかは知らない。

「たまご好きの為のたまごサンド」で検索すると、ローソンのリリースページは削除されていた。
商品検索から進むと、キャプションには「からしマヨ」とあるが、写真には「からし類を使用しております」の注釈がない。

このからしが効いている
からしが辛いというのではない
順番に食べていくと2つめにくる「玉子焼き」で「玉子好き脳」に美味いものが来るぞスイッチが入るのだ。
すると、それに続く「ゆで玉子」「たまごサラダ」までもが、特別な態勢で迎えられる。
ということは「玉子焼き」から食べれば、4つとも楽しめると言うことになる。
明日、試してみよう。

それにしても「為」はないと思う
ハナ肇か?
論文や手順書の表記ルールでは「為」は使ってはいけない漢字に指定されることが多い(「ため」と表記する)
ただ単純に商品企画担当者が、そういうことを知らないのか
あるいは「為」に隠された戦略があるのか

漢字に弱い人の中には「たまご好きのにせのたまごサンド」って何?
と訝しむ人がいるだろう。

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