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2017年7月 9日 (日)

25km 富岡八幡宮参りを無事終える

21km
富岡八幡宮前で折り返して、しばらくいくと中間点。
「レースの中間点」にはなんの感慨もないが、最大のヤマ場と目していた「富岡参り」が半分を過ぎたことに安堵感がある。
だが、まだ先は見通せない。

今回の練習内容は、従来とは根本的に違うものだった。
走行距離を伸ばすことは一旦忘れて、負荷をかける練習の比率を上げた。
その分、距離も練習時間も短くなっている。
時間が短いと言うことは、心理的には「楽」である。
できれば楽して、速く走りたい。

このレースの結果がよければ好事例になるし、悪ければ、考えが甘かったということになる。
もちろん吉と出る方法論をとったつもりだが、1度、それを証明するまでは吉凶はわからない。


22km
対向車線から黄色い「はとバス」がやってきた。
最後尾の収容車だ
一度乗ったことがあるので、そこに乗っている人の気持ちが痛いほどわかる。
特に滅多に当たらない東京マラソンの場合、その悔しさは格段に増すだろう。


23km
日が照っている
暑い
できるだけ抽象的なことを考えて、エネルギーの消費を抑える。
でも少しだけ、先ほど応援に来てくれていた友達が、道路を渡ってまた声をかけてくれるのでは?と思っていて、歩道に近い側を走る。
しかし、友達はそのままうなぎでも食べに行ったか、道路の反対側に渡れなかったか、二度と現れることはなかった。


24km
体力に余裕があれば、ここらで自然とラップタイムが上がって来るところ。
レースでは、余裕がなくなると時計をこまめにチェックしなくなる。
「まぁいいかぁ」
という態度になりがち。
今日は大きく崩れてはいないだけで、ぎりぎりで耐えているという印象だ。


「蔵前一丁目」に戻って来た。
この交差点でコースが左折
これで富岡八幡宮折り返し「富岡参り」の9kmが終わった。
ヘタをすれば、この9kmでレースが終わってしまう。
すなわち目標を見失う恐れがあると危惧していた。
だが、なんとか持ちこたえている。

一方では「富岡参り」を無事クリアすれば、レースを占う目安である「27km」へ向けて、大きく視界が開けるのでは?という期待感もあった。
だが、無事に終えた割には、その高揚感がない。

とりあえず、レースはまだ続いていて、次のステージへの挑戦権を得たというところだ。
ただ、後でタイムを見て知ることだが、この1kmは前のラップよりも15秒改善している。
走りながら感じていたほど、状態は悪くなかったと言うことだ。

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