富岡八幡宮エリアにいた3人の友達
20km手前の給水所に寄る
もうマラソン初心者ではないので、一番手前のテーブルにつっこむような無茶はしていない。
できるだけ、空いていそうな前方テーブルに狙いを付けている。
だが、東京マラソンに限って言えば、ランナーが多いことで見通しが悪く、いったいどこまでこのエイドのエリアが続いているのかがわからない。
行き過ぎて、水が捕れないでは元も子もないので、少々混んでいるテーブルでも手を打たざるを得ない。
後で聞いたのだが、ラン仲間の友達がこのエイドで給水ボランティアをしていたそうだ。
お互いに走っていることも、ボランティア出勤も知らなかったので、気づくことはなかった。
給水所に寄ったため、ラップタイムは前の1kmと比べてマイナス20秒。
給水所のロスタイムが大きいのは、大規模マラソンの宿命なのだろうが、せめてマイナス10秒にして欲しい。
ほかの大会よりも「+10秒」ロスするとなると、14回立ち寄れば140秒=2分20秒の差。
「サブ4」「5時間切り」のボーダーラインで走っているランナーにとってはきつい。
走りで2分20秒上げるのが容易でないことは、ランナーならばわかるだろう。
せっかくコースは「高速コース」に生まれ変わったのだ。
ここもなんとかして欲しい。
実務に当たっているボランティアはベストを尽くしているので、これが改善されるかは運用設計者が、給水タイムロスを「問題点」と思うかどうかに拠るだろう。
20kmを過ぎると道路の両サイドに人垣ができていて、折り返し点が近いことがわかる。
20.5km、折り返し点は思っていたよりも、呆気なく訪れた。
富岡八幡宮を左手にみて、折り返す。
と言いたいが、実のところよくわからなかった。
レースの翌週、歌合戦の相棒である仲野君が、ここで応援していたと聞いた。
「朝テレビを見ていて、行ってみたくなり、ふらっと来たんです。まさか、motoさんが走っているとは思わないから、特に気に留めなかったです」
それは僕も同じだ。
期せずして東京マラソンの難所「富岡参り」エリアに3人の友達がきていたということになる。
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