東京五輪まであと3年
去年の7月24日から毎年7月24日に「東京五輪まであと*年」というタイトルで、折々の五輪archiveをしています。
今回はその第2回。
メイン会場となる新国立競技場は2016年12月11日に着工しました。
こちらは、自分ファーストの都知事に介入されることはありませんでした。
さすがにメイン会場の進捗を妨げたら大変なことですから。
大成建設の山内隆司会長は起工式で「短い工期で国内でも過去に例がない難しいプロジェクトだが、新技術を駆使して工期内に完成させる決意だ」と語りました。
期待しています。
工事に従事するすべての皆さん、がんばってください。
草むしりのボランティア あったら、手伝います(笑)
その後、工事について、メディアはほとんど触れていません。
恐らく来年の今頃には、進捗が報道されることでしょう。
あと3年に迫った今、それ以外の競技については見えていません。
それもそのはず。
一般人がスポーツ選手のホープを知るのはメディアが報道してこそです。
概ねそれは「五輪の放送が始まってから」ですから。
さすがに地元開催なので、これから3年、メディアが多くの候補選手を報道してくれるでしょう。
「しらべる」では、過去に金メダルを取ったことがない競技、中でも「女子の卓球」に期待したいと思います。
世界に類を見ない「鉄壁のホカバ育成」を敷いている日本卓球には、有望選手が目白押し。
→卓球用語集
→卓球用語集
3年後には今はまだ「卓球王国」でしか見たことのない選手が、五輪の舞台に立っているかも知れません。
去年の今頃「あと4年」を切った直後。
不祥事で退いた舛添要一の後任を決める東京都知事選挙が行われました。
そこで選ばれた都知事は政争のために、過去に決まったことを蒸し返しては結局「元の鞘」ということを繰り返し、五輪準備を遅延させました。
その都知事も東京五輪の直前に任期が切れます。
それがよかったのか、悪かったのか・・
まだ見通せないですね。
去年「メディアは東京五輪の恩恵を受ける割には、五輪をたたくことに熱心なのが不思議」と書きました。
1年が過ぎ、メディアの「東京五輪批判」のトーンが影を潜めつつあります。
・あまりに悲観的過ぎて、ユーザーに顰蹙をかった
・これ以上叩くと、大会主催者との関係にヒビが入る
こういった理由が考えられます。
これからますます、前向きな「五輪礼賛」報道が増えるでしょう。
大会を「支える」スポーツボランティアについて、1年前と同じく明確な動きはありません。
ただ、スポーツボランティア講習会などで「東京五輪をターゲット」にしていることがぼちぼち語られています。
去年の今頃はまだ「禁句」でしたから。
去年の段階で、東京都は「募集は2018年から」と言っていたので、来年の今頃には要項が出るか、募集が始まっているかも知れません。
大会を「見る」については何も動きはありません。
いわゆるチケット争奪戦は2019年からでしょうね。
来年の今日につづく
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