41km日比谷 初めてコース上でデコと会う
40→41km
40kmの計測エリアを過ぎるとすぐ40km給水所
ここが、今日最後のエイド
あと2kmだから、もう水はいいか・・
と思ったが、わりかし空いていたので、コップをかっさらいひと口喉を潤す
ここで、前方にFCバルセロナのユニフォームを着たランナーを視界にとらえた。
2年ほど濃厚にファンをやっていたので、ブラウグラナの縦縞をみると、即座に脳がユニフォーム分析に入る。
ナンバー「20」「DECO」デコだ!
ナンバーが「金」であるところをみると2015-16シーズンの1st
※フットボールクラブはビッグタイトル獲得の翌シーズン、金色のナンバーをマーキングして1シーズンを戦う。バルサは2014-15シーズン「リーガ」「UEFA CL」のニ冠を制覇している。
僕はあれと同じユニフォームに、デコのサインをもらった。
(2016年12月、CWCで来日した際、宿泊ホテルにて)
マラソンでは一度だけ「湘南国際」で着て走ったことがあるが、それが生涯唯一の「関門で止められたレース」となった縁起の悪い1枚だ。
そんなことが3秒で脳裏をよぎったが、今はレース中。
そんな昔話を妄想している場合ではない。
マラソンを始めて12年、コース上でデコユニのランナーと出会ったのは初めてだ。
デコが引退してはや3年6ヶ月
彼にも一方ならぬ、デコへの思い入れがあるのだろう。
ランナーは日比谷の右折に備えて、右斜めに走っている。
右側から追い抜きざま「デコ同じですね」と短く声をかける。
しばらく雑談でもしたいところだが、ゴールはすぐそこ。
別に彼と競争しているわけではないのだが、僕はなぜかここでスパートした^^;)
目標クリアが確実になり気が緩んでいたが、いざスピードを上げてみると案外いける。
まだ余力があったのか
よし、ここは持てる余力を残さぬよう、先を急ごう。
41km地点の先に日比谷公園の交差点が迫ってきた。
あの角を曲がるといよいよクライマックス
すずなりの観客
今日一番の人口密度だ
そんな皆さんに、アマチュアスポーツ観戦のネタ話を提供しようと、沿道に一番近いコースをとり、左手を挙げる
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