吉田カバンの実店舗に買いに行く理由
ここ数年、捜し物の買い物は、大半がネット通販になった。
「こんなものないかな」と思い立ったらすぐ検索。
量販されているモノならば、安い店まで見つかるからだ。
お目当てのモノがない場合、お店に足を運ぶと無駄足になるが、ネットの場合、時間は無駄にしても実際に足を運んでいない分、無駄な時間が短い。
ただ、ネット通販にもマイナス点はある。
一つは「受け取らなければならない」こと。
大抵は再配達になるので申し訳ないし、荷物が来る時間には正装して(パジャマ以外の着衣で)待たなければならない。
家族に内緒で大きな買い物をする時などは、見つからないようドキドキするという人も多いだろう。
(と他人事のように書く)
もう一つの難点は「大きさ」「使い勝手」がよくわからないということだ。
靴の場合「大きさ」が合わないことは致命的であり、ネットでは買えない。
ナイキ公式の場合、一ヶ月間返品送料無料となっているが、そうこうしているうちに必要なサイズが品切れしてしまうことがある。
その点、実店舗ならば複数サイズの在庫を取り置いてもらい、フィッティングして買うことができる。
「カバン」もネットでは買えないものの一つだ。
なにせ、種類が多すぎる。
自分はこういうものが欲しいという「ユーティリティ」「容量」「仕様」をネットで検索できるサイトがない。
それでも一応、ネットで探してはみる。
30年ほど前に買ってしばらく愛用していた「×」のロゴが付いたカバン。
後に「吉田カバン」というブランドが確立されて、日本を代表するカバンメーカーになっているのは知っているが、有名になってからは何も買っていない。
吉田カバンのサイトはこれでもかというほど、品数が多い。
用途で分類されているので、絞り込みは比較的容易なのだが「こんなものないかな?」にピタリとはまるモノはなかった。
では、どういうモノが欲しいかというと次の通りだ。
●手持ちしたいので「取っ手」あるいは、その代わりになるものが付いている。
ブリーフケースを抱え込むように持つのは、じじむさくてかなわない。
ブリーフケースを見ただけで、スナックでお姉ちゃんを食事に誘っている中年男を連想するのは僕だけだろうか(たぶん)
●スマホ、PASMO、メガネ、財布など最低限のモノが入れば良い
●PASMOはカバンから出さずタッチしたいので、外側に面した収納スペースがある
30年前「×」のロゴが入ったカバンを買ったのは東急ハンズだったが、今は単独の店を構えている。
吉田カバンの店に初めて足を踏み入れた。
つづく
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