「バーチャルパートナー」と「ゴールタイム予測」を確認
「浜町中ノ橋」交差点を右折
いよいよ、最大のお楽しみ「銀座」かと思ったらまだ違う。
銀座を待ち焦がれて走るこの区間、少しずつ心に落胆の雪が積もる。
交差点を曲がりしばらくしてモスバーガー前が「27km」
「my壁」の27kmを迎えたこの時、どんな心理状態だったかというと・・・
これから銀座を走る期待感で「27km」のことはすっかり忘れていた。
よく言えば、目の前の走りに集中できていたということである。
27.7kmあたりで日本橋を渡る。
といっても上を首都高6号線が覆っているので、日本橋をくぐると言った方がニュアンスが近い。
「茅場町一丁目」の交差点を右折した先が28km。
ここでガーミンForeAthlete 735XTJ」の画面をバーチャルパートナーに切り替える。
設定したペースに対して若干、遅れている。
だが、終盤に「ランナーズハイ」がやってくれば、十分挽回できる範囲だ。
つづいてもう一画面フリックして「ゴールタイム予測」を確認。
目標タイムよりも30分ほど速い。
このアプリ仕様は「現在のペースを維持した場合のゴールタイム」を算出しているのであり、あくまで参考。
実際にそのタイムでゴールできるかは眉唾だ。
しかし、さほど悪い状況ではないようだ。
調子がいい時というのは、このように「だいたいこんな感じ」で走ることが多い。
均一のペースを守って28kmを通過。
本日の10km地点だった「日本橋」交差点に戻って来た。
ここを左折すると、永代通りに別れを告げ、そこは憧れの町「銀座」
といっても銀座に来たのは、2009年の東京マラソンで走って以来だ。
潤沢な資金を持って衝動買いができる階級でないと、なかなかこの町には足が向かない。
2016年大会までの旧コースでは銀座を2回走るコースだったが、新コースでは1回限り。
従って全車線を使うので、ランナー1人あたりに与えられるスペースが大きく、ゆったりと走ることができる。
俄然、オールスポーツの撮影ポイントが増える。
やはり、東京マラソンの記念には銀座の写真を買い求める人が多いのではないか。
かくいう僕も前回出場の時は、数多くの写真から銀座での1枚を買った。
今回もできれば「銀座の一枚」をと思っている。
撮影ポイントが近づくと、前方と距離をとり「ピン」で撮ってもらえるスペースに潜り込む。
2度ほど「これは決まった」と思える瞬間があった。
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