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2017年7月11日 (火)

応募に費やす時間が惜しい

応募は止めなければならない


休日の朝起きて、昨晩届いているメールをチェックする。
大手チケット販売会社から「電話番号認証をしないと抽選に参加できないぞ」というメールが届いている。
いざという時に困りそうなので、対応することにする。

しかし、手順がきちんと書いていない。
仕方なく公式ウェブサイトからログインを試みるが、ログインできない。
「ID」「パスワード」が違います。

この手続きに30分



つづいて、たまっていた郵便物から大手クレジット会社のジェミッツはがき(DM)をとり出して開く。
「1,000万円キャッシュバック」
「参加登録:必要」
とある。エントリーするだけでチャンスがあるならば・・
スケベ心が働いて、対応することにする。

しかし、手順がきちんと書いていない。
仕方なく公式ウェブサイトからログイン。
今度はログインできたのだが、新たにパスワードリマインドの質問を3つ入れなければ、先へ通してくれない。

設問はプルダウンメニューからの選択に限られていて、自分で決められない。
「初めて買ったCD」なんて、誰が覚えているんだ・・
「一番好きな都市」なんて、移り変わっていくだろう?

この手続きに30分


つづいて、昨晩立ち寄った大手コンビニでもらった応募券をチェック。
(700円以上買うと1回くじが引ける)
モノが当たるなら嬉しいが、応募券は受け取りをためらう。
このあとに控えている面倒と、それに見合う対価が得られないことが容易に想像できるからだ。

こちらはスマホでQRコードを読み取りアクセス。
ここまでの手順は容易だ。

しかし、応募にはユーザー登録が必要で、新規登録すると「そのメールアドレスは既に登録されている」というエラーが返った。
パスワードリマインドのやりとりをして、ようやくシリアル番号の入力にたどり着く。
しかし、応募コースを選ぶ段階になって「応募券一枚ではB'zのタオルしか当たらない」ことがわかり断念。

この手続きに30分


ここまでに費やした1時間30分
僕は何かを得た気がしない。

いつか、プレミアなチケット参戦に参加できるかも知れない。
ついでにエントリーしたTDLのチケットが当たるかも知れない。
あと応募券を1枚追加すれば、電気ポットが当たるかも知れない。

そんな不透明な対価のために1時間30分
これは、見合わない。

予期していなかった「応募」に付き合うのは、もう止めなければならない。

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