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2017年8月23日 (水)

初めて2足欲しいと思った「NIKEフライニットレーサー」

夏は靴の中が蒸れる
「通勤快足」を履いたくらいでは、その不快感はなんともならない。
だからといって、職場でサンダルをつっかけるほど下品ではない。
そこで、アッパーがメッシュ素材の靴が必要になる。
ただしそれは、職場に履いていくので、アウトソールまで「オールブラック」でなければならない。

長年、その任務を担ってきた「ナイキフリー3%」がついに終焉を迎えた今年、救世主となる靴が登場した。
「フライニット レーサーMIDNIGHT」である。
品名の「MIDNIGHT」は真夜中に走る仕様というわけではなく、真っ黒という意味なのだろう。

「ナイキフリー」に「フライニット」素材のアッパーを適用したレーシングシューズ「フライニットレーサー」が発売されたのは、今から4年前の4月。
今回「MIDNIGHT」では初めて、ソールに単色黒を採用した。


型番:526628-009
メーカー価格:15,984円
発売:2016年11月30日
原産国:ベトナム

前足部に「zoom air」が入っており、履き心地はふつう。
実測重量:右167g 左170g(27.0cm)というように、レーシングシューズとして極端に軽いわけでもない。

ナイキはこのモデルを「サブ3用レーシングシューズ」と謳っているが、素人がこの靴でマラソンを走るのは難しい。
とにかく「自由」なのだ。
履いていて、ホールド感がない。
歩いていて、反発がいいとか、足が前に出るといった「味付け」もない。
まったくもってすっぴんの靴。
「サブ3」クラスのアスリートには、こういうのがいいという人がいるのかも知れないが、僕にはムリだ。

しかしその分、普段履きには最高なのである。
アッパーのメッシュは目が粗くて、とにかく涼しい。
走る靴としては標準的な重さだが、日頃履いているTOTAL MAX SCなどに比べると格段に軽い。


この夏は、いつも履いている。
しかし、これでは靴がくたびれてしまう。
この靴は2足買いたいくらいだ。
かと言って同じ靴を2足買うのは、なんだかもったいない。
できれば、少しデザインが違う同等品があれば・・

そう考えていた時、目に入ってきたのが「ナイキ ズーム ヴェイパーフライ 4%」の「4%」比較対象になっている「streak6」だった。

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