巨人の病巣は余剰中堅戦力
7月に斎藤雅樹監督が一軍投手コーチに配置転換され、後任の内田順三監督は、それまで「七番」を打っていた岡本和真を「四番」に固定しました。
七番あたりで「当てに行く打撃」をするのではなく「四番」できちんと振ることを覚えさせるためです。
■岡本和真の略歴
1996年6月30日
奈良県五條市生まれ
小学1年から野球を始める。
2012年
智弁学園入学
高校では公式戦で73本塁打 主に一塁手を務めた。
甲子園には3年春夏の2回出場
2014年
10月23日、2014年ドラフトで巨人が1位指名で交渉権獲得。
当日の報知新聞では「楽天と競合」と予想されていたが、楽天は安楽智大を指名。岡本は巨人の単独指名となった。
原監督は三塁手として育成する方針を明らかにした。
10月28日、原沢代表が指名挨拶。原監督が提案した"長嶋の3+原の8"という意味をもつ背番号38を提示。
2015年
9月5日、DeNA戦 初安打が初本塁打 高卒新人の本塁打は巨人では松井秀喜以来22年ぶり5人め。
9月19日、ヤクルト戦 初スタメン 初盗塁
9月26日、東京ドームで初めてのお立ち台「初めまして奈良県から来たジョニー・デップです」と挨拶した。
2016年
5月27日、6番一塁で今期初スタメン
2017年
プロ3年めは二軍暮らし
この日は4打数1安打
ライナー性で狭い三遊間を抜けていく打球は迫力がありました。
残念ながら今日は「岡本の日」ではありませんでしたが、もしもこれが「0対0の局面で得点圏走者がいる場面」だったら、彼がお立ち台だったかも知れないわけです。
遅くとも大学経由入団の年度となる2019年シーズン(5年め)には一軍の中軸に定着してもらいたいものです。
「イースタンリーグ2017 IN東京ドーム」
2試合は巨人の連勝
2試合は巨人の連勝
8/23 巨人4-1ヤクルト
8/24 巨人5-2ヤクルト
一軍半の巨人と二軍のヤクルトが戦っているのだから順当な結果だと思います。
ただ、二軍だけが強くても仕方ありません。
「一軍半の選手がうようよいて、下が詰まっている」
これが巨人の病巣のように感じました。
この日のスタメンにしても、将来の巨人の柱と期待できるのは岡本と吉川尚輝くらい(宇佐見は既に一軍の選手)
若手が育つ好循環を生むには、伸び悩む中堅戦力の見直しが必要かも知れません。
おわり
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