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2017年9月 1日 (金)

懐かしの中洲産業大学を散歩する

櫛田神社を出るとそこは川端の商店街
そして、川を隔ててすぐ中洲
タモリが通った「中洲産業大学」がある歓楽街だ。
僕もよく通った。

20時過ぎ、会社の近くで呑み終えた頃、日が長い博多は西の空にほのかに一日の残像が残っている。
とても、このまま家に帰れない
そんな気持ちにさせる空だ。

「中洲行くか?」
先輩がいう
「はい!」
誰もが仕事では言ったことのないような、爽やかな2つ返事で応じた。

お昼に行く中洲は閑散としている。
いわゆる観光地ではないので、お昼もやっている店はないからだ。
と思ったら、めんたいこの「ふくや」が店を開けていた。
原宿にあるAppleやJINSの旗艦店のような、明るく開放的な雰囲気に誘われ、店の中へ。

入ってすぐの目立つところに缶に入った品物が大量に並んでいる。
恐らく、これが新たな一押しなのだろう。
昨今、博多のお土産のリクエストを尋ねた時、まず挙がるのが「チューブに入ったふくやの明太子」
チューブ入りなので、食べたいだけ使える。ラップをかけ直す手間も要らないので手軽だ。
はじめは「めんたいこ」だけだったが、今は「梅」「こんぶ」といった味付けのものや、パンに塗るタイプも登場している。

ところで、この缶入り商品
まだ、東京では噂はきかない
なんだろう?と思っていたら、ちょうど「出勤前」かと思われるような、すらっとした美女が店員に質問を始めた。

これって種類はなにとなにですか?
日持ちはどれくらいですか?
福岡空港でも売っていますか?

僕が聞きたかったことを3つとも聞いてくれた。
ちなみにそれぞれの答えはというと
・ツナ入り、めんたいのみ そしてパッケージが数種類(店舗とコラボしている)
・常温2年(缶詰ですから)
・売っています(パッケージは店毎に限定)

空港で買えるか?を聞くと言うことは「出勤前」ではなく、旅の人ということだ。
読みが外れた^^;)
結局、この品は翌日、博多駅で買った。

これから、人気商品に育つか?
それは、来年の夏、博多に来たときにわかるだろう。

懐かしい「中洲産業大学」
ジョイフルヤマモトビル、丸源ビルといった雑居ビルで、懐かしい店の看板を探したが、いずれも見当たらなかった。
もう25年も前のことだから、当たり前だよな・・
そう思っていたら、那珂川沿いのビルに一軒だけ行きつけだったクラブの看板があった。
まだ、やっているのか・・
まぁ、当時とは人も入れ替わっただろうな(替わってなかったら怖い)

出合橋で数年前に話し込んだ女性画家はもういなかった。
川べりのうなぎ釣りも見つからない。

予約の時間には少し早いけれど「鉄なべオフ」の会場に向かう

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