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2017年9月18日 (月)

マラソンレース必須の新兵器発見 頭を低温に保つ「Airpeak Speed」

7/31
テレビ東京深夜のニュース番組「WBS」で熱中症対策の帽子が紹介された。
2017年4月に発売された「Airpeak」
製造するビルマテルが「帽子内の温度を2度、湿度を30%低く保つ」と謳う熱中症対策キャップだ。


紹介されたVTRでは、大学生に炎天下、散歩をさせて
「無謀」じゃなくて「無帽」
「ふつうの帽子」
「Airpeak」
それぞれの帽内温度、湿度を測る。

「無帽」は無謀としても
「Airpeak」は「ふつうの帽子」よりもはるかに低温を保っていた。


早速、ネットで探すとAmazonで売られていた。
手始めにランニング用の「Airpeak Speed」を試す。

空気の流れを作るために額部分の汗止めが、帽子から独立して縫製されている。
これが汗をせき止めるため、走っていて目には汗が入らない。
ただし、両脇は甘く、こめかみからは汗が落ちてくる。
これは使い込んでいくうちに、不快感が募ってきたので、何らかの「手作り」対策を考えている。

「風の流れ」により、帽体内を低温に保つのだが、ジョギングでは、空気が流れ込むのは実感できない。
ただ「駅までの20分ウォーキング」では違いがわかる。
一般の帽子では、駅に着く頃、じわりと額に汗がにじんでいるが、Airpeak Speedでは、その汗がない。

すぐにこれを、下関海響マラソンで使うことに決めた。
くまモンキャップをかぶれない=沿道の声援が得られないのは残念だが、運動機能には代えられない。


ランニング用「Airpeak Speed」はデザインがケバいので、通勤用に「Airpeak AthleteⅢ」を買い足す。
こちらは「止まっている状態でも涼しい」を目指しており「野球・ゴルフ用」

ただし「Airpeak Speed」より20g重い。
Speed 74.6g
AthleteⅢ 96.7g

生地が厚く「駅までの20分ウォーキング」で汗がにじむ。
価格も2,000円高い。
Speed 3,996円
AthleteⅢ 6,048円

ビルマテルは「帽体の二層構造の隙間を大きく取っており、 静止時も高い換気機能を発揮」と謳うが、動いている時に暑いモノが、止まっていると涼しくなるという理屈は理解しづらい。
歩く、走る、動く人にとって「AthleteⅢ」は無用の長物だろう。


暑さ対策の研究意欲があってこそ、見つけた2つの新兵器。
アンダーアーマー「ヘンリー」
ビルマテル「Airpeak Speed」

「金でタイムを買う」という意味で、有効なグッズに相違ない。

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