J.Pressのとなりで見つけた素敵な財布
TAKEO KIKUCHI の財布はとてもお気に入り
もう17年使っている
そういうと、誰もが「キレイに使っている」「素敵」と言ってくれる
「素敵」と言われるのは、キレイに使っているからではなく、デザインにその理由がある。
革製の財布と言えば無地のものが一般的だが、愛用の財布は、ダークブラウンとブラウンのツートーンで、エッシャーのだまし絵のような柄がプリントされている。
川崎のデパートでこの財布を見た時、これしかないと一目惚れした。
異彩を放っていたのだ。
これまでに見たどの財布にも、こんな柄はなかった
それ以来、17年
クレジットカードとPASMOがあれば事足りる時代になり、財布を持ち歩かなくなったこともあって、今も実用には支障がない。
ただ、さすがに折りたたみ部分の革は傷んできた。
水戸で財布を買う
旅の目的の1つにこれを据えてから、探す場所を2つに絞った。
まず、京急百貨店
ここには愛用ブランドJ.Pressが入っている。
もう1つは水戸駅丸井またはエクセル
革製品や小物の店がある。
京急百貨店に一歩足を踏み入れると、そこは清々しい空気が流れていた。
銀座や有楽町にあるような、クラシックな高級感ではない
いかにも田舎(失礼)のデパートといった圧迫感もない
エントランスの天井が高く、ガラス面が広くて採光がいいせいだろう。
J.Pressに直行したものの、あいにく小物は取扱がなかった。
ならば、このフロアの何処かで探そう
それは、店に入った時に心が決まった。
まだ、丸井やエクセルは見ていないが、ここの空気が気に入ったし、品揃えもここの方がよさそうだと直感したのだ。
そして、その予感は当たっていた
J.Pressから5m歩いた所、つまり隣りにTAKEO KIKUCHI
「水戸に財布を買いに来たんですけど」
と尋ね、店員が鍵を開けてくれたショウケースに、素敵な財布が飾ってあった。
エッシャー風ツートーンのような華やかさはないが、菱形のプリント柄が素敵だ。
ここ数ヶ月、あちこちの店を見て回ったが、こんな財布は何処にもなかった。
「これにします」
おそろいの柄のハンカチやネクタイに手を出しそうになったが、思いとどまり、会計をしてもらう。
17年使った財布は水戸で捨てた
名残惜しかったけれど、いつまでもしがみついていても、そこから何も生まれない
僕はそう学んだのだ。
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