最寄り駅のトイレを個室で使うランナーたち
体育の日につながる三連休初日
二子玉川の駅を出た東急電鉄田園都市線は多摩川を渡り終えるとすぐ、となり駅の二子新地に到着する。
さっきまで大井町線だった線路が、電車を乗り換えると田園都市線に変わるのは謎だが、今日はそういう趣向で来たわけではない。
僕は初めて二子新地の駅に降り立った
さぁ店を探そう
(孤独のグルメかっ)
ではなくて、トイレを探した。
会場のトイレはきっと混み合うので、最寄り駅で済ませておこうという腹だ。
こぎれいな駅の一階にあるこぎれいなトイレには3人の先客ランナーが、個室の前で列を作っていた。
行列ができていることは意外だったが、3人くらいならば、すぐに順番が回ってくるだろう
そう高をくくっていたのは甘かった。
結局この3人が捌けて僕の順番が来るまで20分かかった。
1人あたり6分強
いったい、おまえら中でなにやってるんだ!
スマホ見てるんじゃないか?
まさか、そこで着替えたりしてないよな
などというココロの叫びで過ごす20分は、本来穏やかに過ごしたいレース前の時間には、精神衛生上悪い。
実際、僕は用を足して2分で後進に場所を譲ったので、前のランナーたちは「自分のことしか考えていない人たち」ということになる。
どれだけ、立派なタイムで走ろうが、きっと幸運は彼らに訪れない。
お天道様はきっと見ている。
大会数日前、主催者からメールが1通届く
ナンバーカードは事前送付ではなくなったので、当日この番号と氏名で受付に申告して欲しいという内容だった。
参加者が少ない場合、そういうこともあるということは、事前に周知されていたので、特段驚きはしない。
ただ、3,705円というハーフマラソンとして廉価とは言えない参加費は、いったい何に使われたのだろう。
参加賞は500MLのアクエリアス1本だったし、計測はチップなしの手動計測。
エイドのスポーツドリンクも粉末を水で薄ーく薄めたものだった。
二子新地の駅に係員が立っているわけでもなく(それらしい人がいたような気はするが、挨拶もなんの案内もしていなかったので、別イベントのスタッフだったのか)当てずっぽうに進む。
恐らくこっちが多摩川だろうと進むと、同じく道に迷っているご同輩がいた。
大会ですか?
そう声をかけて、2人で思案しながら会場へ
あいにくの小雨模様
すでに二張りしかない更衣テントは「満室」状態だ
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