若い頃、ハロウィンがなくてよかった
10月31日
ハロウィン(Halloween)はキリスト教の祝日「万聖節」の前夜祭。
All Hallows even(万聖節の前夜)が縮まって Halloween と呼ばれるようになった。
元々はキリスト教とは関係なく、ケルト民族が1年の終わりの日(10月31日)に悪霊に取り憑かれないよう魔女などの扮装をしたのが始まりだ。
しらべるを始めた頃、ハロウィンと言えば、10月31日の夜、かぼちゃのお化け(ジャック・オー・ランタン)や魔女などの仮想をした子どもたちが、近所の家を回って「 Trick or Treat ! (お菓子をくれないと、いたずらするよ)」と言うと、家の人は「 Treat. 」と答えお菓子を渡すものだった。
近所を回り集めたお菓子を持ち寄って開くのがハロウィンパーティだが、日本では子どもの存在を「迷惑」と思っている大人が多いので、自分の親からもらったお菓子を持ち寄ってパーティだけを開いていた。
いずれにせよ「ハロウィン」といえば
Trick or treat!
Treat!
と言ってにっこり笑うイベントだった。
それが日本では国民的行事となり、2013年頃から一部の町では「若者がコスプレして町を練り歩くイベント」に変成し始めた。
■キーワード「ジャコランタン」Googleでのヒット数
2002年10月 500
2007年10月 24,100
2008年10月 18,200
2012年10月 50,500
2017年10月 137,000
僕が子どもの頃、年間を通してのうわついたイベントと言えばクリスマスだけだったし、若い頃でいえば学園祭くらいだ。
社会に出てからは特にない。
なくてよかったと思う。
僕のようなお調子者はとても雰囲気にのまれやすい。
子どもの頃から「冒険王」の通販で「おばけマスク」を買っていたくらいなので、仮装も嫌いじゃない。
仮装して町に出て、それが集団として認知されると、何をするかわからない。
嬌声を上げ、羽目を外し、誰かに迷惑をかけただろう。
そして、翌日から周囲の空気が冷たくなったことに、おかしいな、まぁいいか・・と言って何も学ばない。
そんなことにならずに済んだのは、まだ世の中にこんないかれたイベントがなかったおかげだ。
この感謝を誰に伝えよう・・
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