電話問合せ オペレーターの「名残惜しみトーク」が長すぎる
電話機が故障して問い合わせる
靴の不具合について相談する
パソコンで困ったことを尋ねる
最近は、サービス業者と電話で話す機会が増えた。
正確にいうと「メール問合せとの比較で、相対的に電話を利用することが増えた」ということだ。
それはメーカー各社が電話対応を高度化したことに起因する。
以前ならば「お問い合わせはこちら0120-***-***」といったように、電話はタダだからかけてきなさい。ただし「平日の9時から17時です。土日祝日は休みです」
平日働いているサラリーマンはいつ、問い合わせるんだ!
といった会社が大半だった。
従って、24時間問合せができる「メール問合せ」しか選択肢がなかったのである。
ところが、昨今、ウェブサイトから「電話で話すことを希望する」をクリックすると、スマホに電話がかかってくるといったサービスが増えた。
コンピューターに問いかけたのに、電話の向こうから生身の人間が語りかけてくると「すごいことをするなぁ」と感嘆する。
メールで問合せるには、5W1Hの文章力が必要だ。
正確にこちらの意図が書けたとしても、相手の理解力が乏しいこともある。
回答には一定の時間がかかる。
一方、電話の向こうに詳しい人間がいて、ことばのキャッチボールをすれば、話しが早い。解決が速い。
IT万歳!
いいことずくめ!
と言いたいところだが、今日の話はそういう諸手を挙げた礼賛話ではない。
説明が多すぎる
言葉がくどい
それが、僕らの時間を奪う
一通り、話しが済んで問題解決
こちらとしては、電話を切ってすぐにでも次のことをしたい
だが、電話の向こうにいる「オペレーター」はそうはさせてくれない。
他にお困りのことはありませんか
本日はありがとうございました。
また何かありましたら、何なりとお申し付けください
お待ちしています
今後とも★★製品をよろしくお願い申しあげます。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました。
★★のサトウがお受けしました
どんだけ、名残惜しいんだ?
この「名残惜しみトーク」に対する方法はひとつ
すべての問いかけに対して「はい」「ありません」「失礼します」
とワンワードで返すことだ。
もしも、そうですねぇ・・
などと隙を与えると、会話を展開されてしまい、さらに時間が延びる。
電話を切っても「アンケートに答えてください」というメールが来るのは、ほとんどデフォルト(初期値=当たり前)
中には電話を切った数時間後「その後、いかがですか?」と、フォローの電話をかけてくる会社があって驚いた。
いったいなぜ、いつ頃から
日本はこんな世の中になったのか?
つづく
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