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2017年11月26日 (日)

とんかつ、とんかつ

関門橋を過ぎたあたりから、コースが上っていると感じる。
昨日、カズ兄ちゃんから聞いていなかったら
えぇ?前半はフラットじゃなかったの?
聞いてないよ~
とぶーたれるところだ

生理的イーブンを心がけ、体が無理しないよう歩幅を狭くする。
「リアルタイム心拍計」をつけるようになってからは、体が感じている負荷が数値でわかるようになった。
いま、148くらいかな?
と予想を立ててから左手の735XTJをのぞき込む
数値がそれよりも高ければ、思った以上にきついということだ。

LTペースを維持していれば、決して「飛ばし過ぎ」にはならない。
それは練習で見つけてあり、自分の場合は148、149あたり。
練習で見つける目安は「40分間、同じスピードで走り続けられる心拍」だ。


とんかつ とんかつ

試しに唱えながら走ってみる
今夜の打ち上げはとんかつ
もしも「最後の晩餐」なるものがあればリクエストするであろう、一番の好物がとんかつ
それがレース後の夕飯に待っているとはなんと素敵なことか
考えただけで楽しい

でも、その楽しさが持続するわけではない
マラソンというのは、そんなに暢気なものじゃない

何かを考えているとすれば、それは瞬間のこと
先のことも、前のことも考えない
過去の苦い思い出も、来週の仕事のこともない
目の前の一分に集中する
マラソンも12年やっていると、その集中がうまくできるようになっている。
その状態を人は「楽しむ」というのだろう。
次に夕飯がとんかつであることを思い出したのは、レース後、ふく鍋に並んでいる時だった。


5km
ここまでペースは予定通り
時計を見なくても、体に鞭を入れなくても自然にペースが上がっている
こういう日は調子がいい

ここから先のレースプランは37kmまでイーブンペース
ラスト5kmは下りなので、そこからゴールまでキロ15秒上げる
こんなペース計画をいけしゃぁしゃぁと立てられるのも、経験の裏打ちがあるからだ。
いいぞ、計画通りだ

対向車線からトップランナーがやってくる。
がんばれ~
周りのランナーが声援を送る
自分が頑張れよと言いたい

3番手は猫ひろしだ
ねこっ
にゃー
和んでいる場合か
それにしても、速いな猫ひろし

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