序盤のエイド渋滞を避ける作戦 膝を傷めないための戦略
ゴーっという音響に空を見上げると、そこには航空自衛隊築城基地を飛び立ったF-2戦闘機
スクランブルではない
10回大会を記念した「展示飛行」である。
「8時35分~8時45分頃、関門海峡上空からランナーの皆さんを応援してくれます」と事前に周知されていた。
唐戸を過ぎると海辺の道
我が心の関門橋の元へ
関門橋は、ちょうど3kmのところにある
レースそっちのけ
関門橋ガン見
これまで穴が空くほど見てきたが、やはりここに来て見ないわけにはいかない
いいものはいい
関門橋の下をくぐる時、彼に(男か)声をかける
さぁ、長府まで行ってくるよ
「あぁここで見てるよ」
彼がそう言ったような気はもちろんしない
ランナーは、それほど暢気じゃいられないのだ
左右のポケットには「アミノバリューマルチエネルギー(180ml)」を1つずつ。
序盤の自主給水用だ。
マラソン大会は何処もそうだが、第一給水が5km以降に設営されている。
恐らく、序盤の密集、コース渋滞を考慮しているのだろう。
しかし、ランナーが「最も長く給水できない」のが、この第一給水まで。
整列してからスタートまでの時間
スタートラインまでのロスタイム
スタートから第一給水(5kmあたり)
この間、長い人になると1時間20分程度、一滴の水も飲めないことになる。
その後の給水が3km(およそ20分)に一度であるのに比べて4倍である。
初マラソンでそれに気づいたので、自主給水を持参することにした。
前回からNIKEのランニングパンツに変えたので、ポケットにジェルを入れている。
180ml程度だと、ポケットに入っていても走りの妨げにならない。
それ以前はサッカーパンツ(ポケットがない)だったため「グリップ給水ボトル」を自作していた。
サッカーパンツもオーセンティック品については、ポケットをつければもっと売れるのではないだろうか。
今回はこの180ml×2で「第5給水」までをパスする作戦
エイド渋滞によるタイムロスを30秒とした場合、2分のタイムが稼げることになる。そして、親戚の皆さんが待つ「第6給水」からはすべてのエイドに寄る予定だ。
4.8km
第一給水
エイド渋滞に巻き込まれないよう、コースの右側に移動する。
ということはずっと、コースの左端を走っていたということだが、それには理由がある。
三村仁司さんの見立てによると、自分は左足が長い。
その分、左足の腸脛靱帯が痛くなりやすいという。
シドニー五輪女子マラソン
三村仁司は高橋尚子に内緒で、足の高さが8mm違う靴を履かせていた。Qちゃんは練習では「違和感がある」といって高さが違う靴を拒んでいたが、内緒で渡された靴を本番で履いて金メダルを獲っている。
シドニー五輪女子マラソン
三村仁司は高橋尚子に内緒で、足の高さが8mm違う靴を履かせていた。Qちゃんは練習では「違和感がある」といって高さが違う靴を拒んでいたが、内緒で渡された靴を本番で履いて金メダルを獲っている。
4週前のハーフマラソン、2年前の板橋Cityマラソンで傷めたのも同様に左足だ。
しかし、僕には高さの違う靴がない。
しかし、僕には高さの違う靴がない。
それならば、左側が下がっている路面を走れば、少しでも負担が和らぐのではないかと考えた。
国道は水はけのために両端が下がっている。
従って、今日のレースは「左側通行」に徹底してこだわる作戦だ。
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