至極まっとうだった「排除発言」
第2位
総選挙 与党が議席を伸ばす
10月22日(日)
第48回総選挙
インターネット選挙運動が解禁された前回(2014年12月)との違い
■10議席が減らされて衆議院定数が465になった
小選挙区が295→289(6減)
比例選挙区が180→176(4減)
■97小選挙区の区割見直し
■選挙権年齢が20歳以上から18歳以上に引き下げられた
時系列の記録
9月初旬
安倍晋三首相が解散の意向を固めたと報道され始める
9月25日
安倍晋三首相が衆議院解散を表明「国難突破解散」と命名した
9月28日
衆議院解散
民進党(旧民主党)が事実上の解党
10月10日
選挙公示
10月11日
期日前投票開始
10月21日
台風21号の到来に備えて、兵庫県南あわじ市、徳島県牟岐町、高知県宿毛市などの離島で繰り上げ投票が実施された
期日前投票者21,378,400人(過去最高)
10月22日 (日)
投開票
20:00投票終了時、NHKGは「自公310議席うかがう」とした。
結果は自公で313
自民は改選前議席と同じ284議席を獲得。
定数10減を加味すると議席拡大となった。
第48回総選挙から遡ること3ヶ月前に行われた都議会選挙
改選前議席最多の自民党が議席を減らし「都民ファーストの会」が第一党となった。
民進党が都民ファーストの会を母体とする「希望の党」に合流するという策に出ることは、安倍晋三の読みにはさすがに入っていなかっただろう。
「与党は解散判断を誤った」という空気を救ったのが、小池百合子の「排除します」発言だということになっている。
小池百合子が民進党員のうち、思想傾向が異なる政治家の合流はお断りするという「排除」発言。
政治家として、まっとうなものだ。
何が悪いのか、わからない。
ところが、メディアはあれだけもてはやした小池百合子を一転して叩く。
排除発言はいったい、どれだけの有権者の耳に届いていただろう。
どれだけの有権者が、それに嫌気をさしただろう
すべてはメディアの「手のひら返し」だ。
そもそも、自分ファーストの問題提起を連発して迷走する都知事を、都議会選挙であれだけもちあげたのは誰だったのか。
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