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2017年12月23日 (土)

AIでこんなレースアドバイスが欲しい

「コーラエイド」第12給水を過ぎて金比羅の交差点までは、ほとんど記憶がない。
金比羅交差点を右折すると、そこからは再び彦島道路へと上っていく。
そこに多くの観衆が待ち構える中にエアサロンパスを構えたおばちゃんが見えた。
自前で買って来たエアサロンパスで、駆け寄ってきたランナーにしゅーっと一吹きしてくれる「私設サロンパスエイド」
ここは少しのタイムロスよりも、右足のくるぶしをなんとかしたい。

ここにお願いします
痛いところを指さしてお願いすると
おばちゃんお姉さんがしゅーっと一吹き
(この際だから)
もうちょっと^^;)
さらにお姉さん、しゅーっと一吹き
ありがとうございます!
レースを終えて振り返った時、この瞬間に重要な気づきがあった。


トンネルをくぐるとそこは彦島道路
コースはなだらかに上っていく。
もう、ほとんどのランナーが歩いていると言っていい
目の前に現れた背中にお揃いの組織名が書かれたTシャツ集団
固まって歩いていて、追い抜くスペースがない。

すみません
一声かけて、隙間を空けてもらう
すると背後から「がんばってください」の一声
マラソンも13回めだが、沿道から応援されたことはあっても、同じレースを走るランナーに応援されたのは初めてだ。


心拍計を確認すると、少しずつ心拍数が下がっている。
心拍数が下がるのは、レース前半ならば「さらに上げる余地がある」ことを表し、後半ならば「カラダが無理できなくなっている」ことを表している。


心拍数をリアルタイムで確認できるツールを持って5度目のレースになる。
数値は「見える化」されたがまだ満足じゃない。
期待する進化の余地は「聞ける化」だ。

自らの過去データ
事前にセットしておいた目標ペース
当日のコンディション
周囲の環境

これらのデータを元にしたアドバイスがあるといい。
周りにランナーがいる所で「おっけーぐーぐる」とか「あのくさ(アレクサです)」とか言うのは恥ずかしいので、Siriのように話しかけるだけで答えて欲しい。

装備はウェラブルウォッチ(GPS、心拍計、マイク付き)とスマホ+ヘッドホン

調子どう?
「心拍数は153で、LTは超えていますが、長野マラソンの時と比べると好調です」

ゴール予想は?
「このまま設定どおりでいけば4時間18分です」

気温は?
「下関地方の天候は晴れ。気温は12度。1時間後は14度の予報です」

自己ベストのためのペースは?
「残り7km、6分10秒ペースでいけば達成できます。ファイト!」

あぁなんて便利なんだろう
書いていてうっとりしてしまった

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