常陸牛180gは適量だった
カーシェアリングで2日続けて同じクルマに乗り込み、2日つづけて「ひたちなか温泉 喜楽里 別邸(きらり別邸)」へ走らせる。
駐車場では雨合羽を着たおじちゃんが「入場制限」を知らせている。
雨が降っているからというより、土曜日に比べて日曜日が混んでいると言うことだろう。
こちらに代替案があるわけでもない。
混んでいるからと言って引き返せない。
フロントでは「岩盤浴が混んでいるのでシンプルコースを強くお勧め」されて、否応がなく従う。
岩盤浴にもいくつかの種類があることを後で知って、明日はコンプリートしようと思っていたのだが・・
昨日、時間を稼いだ「寝ころび湯」でさらに多めに時間をかけ、岩盤浴の分をサウナで時間を稼いだが、昨日の2時間3分に遠く届かない1時間27分で温泉アウト
「1人スーパー銭湯」はこれくらいが限界だ。
それにしても、2日つづけて、1人で銭湯に来る男は、見る人によっては「温泉大好き男」に見えたかも知れない。
カーナビにしらべておいた住所を打ち込んで、駐車場から車を出す。
昨日と同じく水戸駅周辺が渋滞している。
昨日とは違う道だが、カーナビの言うことを聞いていれば、いつかは目的地に着く。
そう信じて進むこと1時間、目的の店が見えてきた。
「メロンカレー」「ローズポーク」に続き、水戸最終夜の旅課題は「茨城のブランド牛常陸牛」
予めこれと決めておいた「常陸牛サーロインステーキ」を注文
井之頭五郎譲りの冷たいウーロン茶も忘れていない。
注文を終えてから、ゆっくりと店内を見回す。
周りのテーブルは埋まってなくて、誰に遠慮することなくガン見できる。
お高くとまらず、こぎれいにまとまった落ち着きが気に入った。
客が少ないのは、時間帯が早いからだろう。
「おまたせしました」
と言われるほど待った気はしなかったが、牛の形をした鉄板に乗って僕のステーキが音もなくやってきた。
そう、音もなく
「ステーキは音がしないといけない」とステーキ条例で決まっているわけではないが、音がしないのは珍しい。鉄板で油が跳ねていない。
エプロンをかける必要がないので、それはそれで助かるのだが。
そして、口にした肉は適温。
水戸のお客には「ステーキが熱すぎるよ」という猫舌の人が多いのかも知れない。
180gという分量は、この歳には手頃だ。
美味しいな、あと少しいけるかな
というくらいで最後の一箸を迎えるのは、その食事の印象をよいものにする。
「暖かいお茶をお持ちしますか?」
お下げしていいですか?と問いかけに来た、とても可愛らしいウェイトレスに勧められたので、そうですね、じゃお願いします。と応えて、急いで冷たいウーロン茶を飲み干した。
二ヶ月後にはマラソンを控えている。美味しいものは食べても、脂肪が吸着しないように努めたい。
体を温めるのもいい・・
だが、この日僕が「おまたせしました」の声を聞くことは二度となかった。
ずいぶん待った気がしたが、僕のお茶は来ない。
昨日の店と違い、人出は十分に足りている様子
きっと、忘れてしまったのだろう。
お勘定場に居たのは感じのいい女将さん
つい「これも」と店名が入ったレトルトのカレーを買ってしまった。
これとよく似たカレー製品を「肉のイイジマ」でも見かけた。常陸牛仲間で共同生産しているのかも知れない。
近所にあった「肉のイイジマ」に寄り「オリジナル和牛カレー」「ビアシンケン」を購入して帰る。
本日の走行距離22km
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