37→38km 彦島トンネルでベストラップ
今日は距離表示板通過の際、0ForeAthlete 735XTJが表示している積算距離との誤差を確認している。
当初100m程度だった誤差は徐々に広がっているが、300m程度で歩留まりしている。
最終的に、この日走った距離はスタート→ゴールで42.49km
誤差は295m
これは驚異的に少ない数値である
これだけは、マラソン人生の「自己ベスト(PB)」と言える。
目標タイム+10分あたり
なんとかそこらを「仕上げ」タイムとしたい。
37.0km
海に別れを告げ第10関門
楽しみにしていた終盤の下り
思い描いた通りの展開ならば、ここまでをそこそこでしのいで、残り5kmで猛然とスパートして下関市街地をウィニングランで飾る・・
だったのだが・・
下り坂に入って1kmを過ぎているが、ラップタイムは多少改善した程度。
足が動かない
このまま、盛り上がらないままレースを終えてしまうのか
目標を失い、終盤に意気も揚がらないとなると、なんともしょぼいレースだ
ところが、思わぬ転記が待っていた
37.3km
彦島トンネル
およそ1kmにおよぶトンネル
往路は上りだったが、復路は下り
日光が遮られ、ひんやりとした空気が身を包む
左車線を通るランナーは、先ほどの彦島大橋の上りと比べると、よたよたと走っている人の比率がぐんと増えている。
僕の方が速い
次々に人を抜いていく
抜く場所がない左端を避けて、センターライン沿いを往く
僕を抜いていく人はいない
そのうち、その気になってくる
後ろから迫ってくるランナーがいると、珍しく抜かれたくないと思う
さらに加速する
トンネルの中に、観衆は誰も居ない
誰かにええかっこしたいわけでもなく、ただ、自分の気持ちよさが足を前に出す
ズーム ヴェイパーフライ 4%のカーボンプレートが「待ってました」とばかりに、僕を加速する。
この靴にしてみれば「2時間切るために作られたんだから、あなたみたいな人に履かれると、真価が発揮できなくて、かったるいんですけど」てなものだろう。
このトンネルを含む37→38kmラップが、このレースのベストラップとなった。
恐らく、これまで12年のマラソン人生で最も遅い区間でのベストラップだろう。
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