日本青年館ホール2階席の手すりは改修されていた
「Google先生」に「会場名 座席表」で尋ねると、そのホール、スタジアムの座席表をみせてくれる。
親切に座席エリアからの写真まで付いてくることもある。
なかには、座席についてのレビューまで教えてくれる。
日本青年館ホールは半年前に新装成ったばかりだが、すでにレビューがあった。
それによると二階席の手すりが高く、前から3列めまでは手すりと演奏者が重なってしまうということだった。
今日僕らの座席はそのあたり。微妙なところだ
さて着席すると、それは杞憂だと分かった。
どうやら、クレームを受けて手すりの形状を改修した様子。
手すりには「手すりが低くなっているので最前列は立見ができない」という貼り紙が数メートル間隔で貼られていた。
それでも最前列の場合、手すりがかぶるのではないか。
二階席のよいところは「立たないで見られること」
ただしそれは「二階席なのに後ろの迷惑を顧みず立ち上がる熱い人が前方にいない」という条件が付く。
その点でいうと、前の列が立たないことが保証される二列めがベストだ。
二列めならば、手すりが気になることもないだろう。
ステージセットは至ってシンプル。
かつてのツアーのように、ツアー名称をイメージしたオブジェなど特別な飾り付けは一切ない。
強いていえば、元春の立ち位置に四角いエリアがある。
赤地に模様が描かれている。MANIJUのアルバムジャケットだろうか。
開演を待つ間、双眼鏡をセッティングする。
かつてのツアーのように、ツアー名称をイメージしたオブジェなど特別な飾り付けは一切ない。
強いていえば、元春の立ち位置に四角いエリアがある。
赤地に模様が描かれている。MANIJUのアルバムジャケットだろうか。
開演を待つ間、双眼鏡をセッティングする。
メガネを跳ね上げて、裸眼でピントを合わせる。
マイクスタンド前にはまだ元春が立っていないので、ドラムセットあたりにあわせる。
件の「四角いエリア」は、ごく一般的なペルシャ絨毯のようだった。
件の「四角いエリア」は、ごく一般的なペルシャ絨毯のようだった。
昔、実家には父が持っていた立派な双眼鏡があった。
どこのメーカーかは知らないが、一流品にこだわる父のこと、きっと有名レンズメーカーの品だったのだろう。
ただ、それを時々のぞかせてもらったのは、まだ家族が揃ってお出かけをしていた小学校時代。
メガネをかけるようになってから数十年、双眼鏡を覗いたことがなかった。
「近視の人は双眼鏡をメガネで覗くもの」
と思い込んでいたので、こうして裸眼でピントが合うのが不思議だ。
他の席にいた元春仲間が通りかかり、声をかける。
会うのは数年ぶりなのだが一瞬で見分けた。
1994年に初めて「オフ」を経験した頃、いつもパソコン通信仲間で言い合っていた。
「久しぶりに会ったけど、そんな気がしない。ここで別れるとまたしばらく会えないんだけど、そんな気がしない」
顔を合わせることが「つながり」だった時代が、電線でつながる時代に移り変わる時に抱いた違和感だったのだろう。
手短に再会を喜び、またねと別れた。
「またね」は、今日「後オフ」かも知れないし、数年後かも知れない。
そこはお互いに深掘りしない。
ホールは周囲には見ず知らずの人が多い公共の場。
仲良し同士が大声で盛り上がるのは周囲に迷惑だ。
静かに開演を待つひとときを愉しんでいる人もいる。
人によっては、仲間同士の嬌声に疎外感を感じる人もいる。
仲間同士で盛り上がりたければ、居酒屋の個室に移動しなければならない。
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