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2018年2月 6日 (火)

メガネの人必読 コンサート、スポーツ観戦用双眼鏡の選び方

佐野元春MANIJUツアーの前日
Amazonから1つの荷物が届いた。
ここ数年「あるといいな」「こんな時に使えるよな」と思い、研究を重ねつつも「やっぱり必要じゃない」と見送ってきた品。
双眼鏡だ。

選考の過程はこうだった。
まず、商品評価雑誌で紹介されている銘品について仕様をチェック。
いま人々が「双眼鏡」に、どのような仕様を求め、どの商品が最もそれに応えているのか。
最初に浮かびあがった候補は「SVBONY」の2機種。


SV21
■手動ピント調節
■重さ:599g
■実勢価格:4,880円

SV30
■フリーフォーカス(固定焦点)
■重さ:551g
■実勢価格:3,980円

フリーフォーカスの双眼鏡は「ピントを合わせる手間いらず」を謳っているが、ピントを合わせる手間は、コンサートの場合1度きり。
客席と演奏者の距離が一定であり、開演前にマイクやドラムセットのあたりに合わせておけばよい。途中でピントを調整することも問題ない。

毛様筋が衰えた人(歳をとった人)は固定焦点では、近くはピントが合いづらい。
使ってみてわかったことだが、双眼鏡はメガネの人はメガネでは見ることができない。
裸眼で見る必要があり、手動ピント調整が必須である。



双眼鏡の仕様表記には「10×42」という数値が使われている。
10は倍率、42は対物レンズの直径。単位はmm
倍率は8,10が多い。
10倍の方がいいに決まっているが、倍率の高さは手ぶれの発生と比例する。
ただし、手ぶれしなければ10倍の方がいい。

手ぶれしない方法は2つ
・顔に双眼鏡を密着させること。これはアイカップが装着できる双眼鏡で実現できる
・持っている手が疲れてぶれないよう、軽い双眼鏡を選ぶこと


次に注目したことは「重さ」
コンサート、スポーツ観戦の場合、90分間連続で双眼鏡をのぞき続けるということはあり得ない(気分が悪くなる)
ただ1曲、1プレーの5分程度は手持ちする。
そうなると、500gを超える双眼鏡は厳しい。
重くても総重量200g以下でなければならない。


もう1つのポイントは「首から提げられること」
2時間の公演、試合中、圧倒的に「見ていない」時間の方が長い。
使わない間、手持ちするのは邪魔だし、カバンに仕舞うのも面倒。
そこで、首からさげる。
ネックストラップが付属していない場合、600円程度で別売品を買う必要がある。


そして、最後に価格
一生ものだからいいモノを!
という心理が働くと、つい奮発してカメラで有名なブランドの高級品に目が行く。
しかし、初めての双眼鏡は不確定要素が多い。
店頭で試せるならば、はじめから高級品でもよいが、ネットで買う場合、はじめは失敗しても諦めがつく程度の安価が望ましい。


そんな観点をすべてクリアする一品が来た。

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