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2018年4月 2日 (月)

築地跡地利用 サッカースタジアム案に一票!

都心にゼイワンクラブを!

V・ファーレン長崎の応援を始めてから、改めて気づくのは東京都心にJリーグクラブがないことだ。

Jリーグは2017シーズンまで「土日」中心開催だった。
W杯開催年は6月~7月にかけて一ヶ月半の「開催できない期間」があるため日程が押すため「水曜」開催が加わる。

土日は人々は「自宅」にいる。
従ってサッカークラブの本拠地は、一定の「居住人口」がいる町に置いておけばよかった。

東京に於いてJリーグは「自宅から観戦に出かける休日の娯楽」となっている。
そこは「東京ドーム」「神宮」「ハマスタ」が都心の駅チカにあり、仕事帰りに駆けつける娯楽として定着している「NPB」と真逆なところだ。



ところが2018シーズンからは変化が起きた。
DAZNのJリーグ全試合配信が始まり、日程を極力分散するために「金曜」開催が始まったのだ。
これにW杯イヤーが重なり、2018シーズンは「平日」開催が一気に増えた。

ところが、平日の東京では人は都心に居る。
「5時ピタ」で上がれば「味スタ」「日産」「等々力」「埼玉」「柏」の19:00キックオフに駆けつけることはできるが「カシマ」「平塚」は難しい。



ミッドウィークの水曜、週末の金曜
都心の繁華街に臨場感のあるサッカースタジアムがあれば、どれだけ魅力的なことか。
それには専用スタジアムが必要だ。
伝統的な陸上競技場では、陸上トラックがあるため、観衆は対岸の火事を眺めているような気分になる。
視覚的に遠いし、ボールを蹴る音が聞こえないため、臨場感に乏しい。
都心のスタジアムといえば、建設中の国立競技場しかないが、ここは陸上兼用である。



梅澤高明が「TSUKIJIスタジアム」を提唱している。

梅澤高明は、Chicagoに本拠を置く経営コンサルティング会社「A.T.カーニー」の日本法人会長。
テレビ東京のニュース帯番組「WBS」に週替わりコメンテーターとして出演しており、幅広い知識に立脚した論点を滑舌のよい弁舌で提示している。



築地市場跡地活用の1つの核として「フードホール」を建設
もう1つの核としてホテル併設のスタジアムを建設
試合のある日はサッカー、試合がない日は音楽ライブなどのエンターテインメントイベントに活用する。
~「2020年東京五輪」以降の東京の姿を提案した著書「NEXTOKYO」より~



長崎県では、V・ファーレン長崎を経営するジャパネットが、長崎駅そばの三菱重工跡地利用として「サッカースタジアムと住居」案で応募している。
実現すれば、地域の求心力となるだけでなく、新たな消費を呼び込むだろう。


TSUKIJIスタジアムができれば、新たなファンが開拓できる。
これまで「一度もJリーグに足を運んだことはない」人たちだ。
在京のクラブが本拠地とすれば、全国に散らばる17クラブのアウェイ戦がやってくる。
今や東京は「全国から来た田舎者の集まり」と揶揄される街。
便利がいいスタジアムであれば、年に一度、おらが町のクラブを応援に行く動機付けになる。
あるいは、すべてのクラブに開放して、主催試合を行えるようにしてもいい。

18時に始まって3時間を超えるNPBの場合、終わり時間が読めないので「終わってから一杯」に行けないことが多い。
19時に始まり2時間弱で終わるJリーグならば、近隣の店を予約して呑みに行ける。

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