アウェイサポーターには手薄なカシマサッカースタジアムのスタグル
国道51号線を進むバスの前方にカシマサッカースタジアムが見えてきた。
道沿いには、サッカー観戦を当て込んだ駐車場が点在する。
1つめの駐車場は「500円」
(以前ここは300円だった)
スタジアムまではちと遠く、15分は歩かなければならない。
スタジアムすぐそばの相場は「1,000円」
スタジアムすぐそばの相場は「1,000円」
ただし、この道路は試合後渋滞するため、遠くに停めたほうが脱出する時間が早くなることはある。
僕らを乗せた「カシマサッカー29号」は「スタジアム前」の信号を左折して駐車場へ向かう。
すると、バスガイドのスズキさん(ちがう、ちがう)が慌てだした。
いつもならば「指定」のバスは、帰路の「指定」バス乗り場につけるらしい。
道中、スズキさんから「降りた場所に戻ればいい」と聞いて、すっかり安堵していた僕にも緊張が走る。
(実際、試合後、順路がわかりづらくて大変不安だった)
初めて降り立つ鹿島の地
曇り空だが、まだ雨は降り始めていない
アウェイゾーンが一番遠いことはわかっているが、右回り、左周りどちらで行くかわからず、案内所のおじさんに尋ねる。
その指示に従いスタジアムの右側に回り込む
長崎の次、ここにやってくるのは浦和レッズ
集客力No.1の浦和、既にチケットが完売している

それにしても、誰も前を歩いていない
あまりに閑散としていて、この後ここでJリーグの試合が行われるとは想像しづらい。
長崎サポーターの入りが少ないということだろうか
スタジアムを半周して通り越した所に、入場ゲートらしきものがあった。
そこにスタッフが立っていなければ、きっと通り過ぎただろう。
荷物検査台にデイパックを置くと、係員が目ざとくあるものを見つけた。
「すみません、ペットボトルキャップは持ち込みができないので、ここで回収します」
え゛ボトルじゃなくて、キャップ??
以前、飲料が入ったペットボトルがピッチ内に投げ込まれたことがあり、キャップを回収することになったのだ。
キャップがなければ、もしも投げたとしても、中身が途中で抜けてしまい、勢いを失う。確かに中身が入ったままのペットボトルが当たれば危険だ。
サトウさん親子は紙コップをもらって中身を移し替えていた。
入口で配っていたマッチデープログラム「VAMOS ANTRELRS」によると場内には33カ所のスタグル売店があるが、アウェイゾーンは1カ所のみ。
買うことができるのは「ロールベーコン」「もつ煮込み」「やきそば」など
スタグル=スタジアムグルメは、Jリーグファンの間で楽しみにする人が多い。
全国を転戦するサポーターにとってみれば、せっかく遠い町へ出かけるのだから、応援以外の楽しみは多い方がいい。
全国を転戦するサポーターにとってみれば、せっかく遠い町へ出かけるのだから、応援以外の楽しみは多い方がいい。
だが、カシマサッカースタジアムではアウェイゾーンで応援するサポーターが利用できるのは「33分の1」
何度も足を運んでいるアウェイサポーターの中には、ホームサポーターの知り合いに買ってきてもらい、受け渡す人もいるという。
この日、往路でお話したスズキさんは「アウェイサポーターに申し訳ない」と言い、長崎サポーターのサトウさんは「残念だ」といい、この後話すことになるもう一人の鹿島サポーターは「やり過ぎ。改善した方がいい」と言っていた。
僕はというと、お昼に験担ぎの「カツサンド」を食べて来たのと、もともと食にこだわりがないので、あまり気にならなかった^^)
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