カシマ行きバスでとなりに座った鹿島サポーターに話しかける
今日僕は誰とも会話せず(スタジアムのボランティアといった方は除く)一日を終えることになるのだろうか。
鹿島参戦を決めた日からおよそ2ヶ月、スタジアムで長崎サポーターと談笑する場面を何度も妄想した。
1つだけ言えることは、誰かが話しかけてくれることはないということだ。
だからと言って「心を開いて」話しかければいいというものでもない気がする。
その場所には、その場所の流儀というものがあると思う。
今日はまず、それを体験することから始めよう
(と完全に弱気である)
気象庁はこの日の夜から太平洋側を中心に激しい雨になる所があるとして、河川の増水や落雷、突風などに警戒するよう呼び掛けている。
鹿島市は茨城県の東端に位置しており、太平洋(鹿島灘)に面している。
試合が終わるまで、このくもり空が続くことを祈る。
東京駅八重洲南口
カシマサッカースタジアム往きのバスはここから出発する。
ひとつ前のバスが出て、僕が乗る「カシマサッカー29号」の番になる。
僕の前にはV・ファーレン長崎のユニフォームを着た親子が並んでいた。
今日はどちらからですか?
長崎がJ2に上がった(高木琢也監督就任1年め)2013シーズンの1stユニフォームを着ているサトウさん(念のために言っておきますが仮名です)に声を掛ける。
やっぱり声かけるんだ
と、自分にツッコム^^;)
一度、社交性スイッチが入ると止まらないのが僕のいいところであり、悪いところだ。
有給休暇をとって長崎からやってきたというサトウさん親子。
僕は佐世保なんですよと応じて、しばらく地元ネタを交わす。
有給休暇を取らなければならないのは、遠路訪れる人だけではない。都心で働いている場合、17時まで仕事をすると(関東のゼイワンクラブ本拠地では)唯一間に合わないのが鹿島なのだ。
有給休暇を取らなければならないのは、遠路訪れる人だけではない。都心で働いている場合、17時まで仕事をすると(関東のゼイワンクラブ本拠地では)唯一間に合わないのが鹿島なのだ。
やがて、バスが入車してくる
カシマサッカースタジアム行きバスの予約開始日である「乗車日の1ヶ月1日前の10:00」に予約した僕のシートは1列め窓側。
いつもならば、となりが空席でゆったりできることを願うのだが、今日は違っている。
僕の荷物や体の一部が、二人の境界線を越えぬよう、慎重に出発準備を整える
出発の数分前、となりに乗ってきたのは女性
出発の数分前、となりに乗ってきたのは女性
鹿島アントラーズの1stユニフォームを着たスズキさん(もちろん仮名です、というか名前聞いてません^^;)
今日はお世話になります
自然に話しかけてしまった^^;)
スズキさん、快く応じてくれる
考えてみれば、交通機関でとなりに座った女性に話しかけるなんて、通常あり得ないことだ。
スズキさんはホームだけでなく、全国のアウェイ戦にも遠征する
お盆(2018年8月15日)のトラスタ(長崎-鹿島戦)については、既に航空券と諫早のホテルを確保している
今回は試合を観て泊まって帰るだけだが、できれば観光もしたかったという。
ならば、来年に備えて長崎のアピール
ならば、来年に備えて長崎のアピール
そう、僕はもう来期以降もV・ファーレン長崎がゼイワンに居ることを前提にしている。
そこに一点の疑念もない
長崎県における諫早の位置
諫早という町の特徴
そして開園以来応援しているハウステンボスのとっておきの楽しみ方
長崎市内で行かねばならぬちゃんぽんの店
長崎に安く速く入る交通ルート
5年後にできるであろうスタジアム
5年後にできるであろうスタジアム
スズキさんは熱心に聞いてくれたうえで
鹿島アントラーズの状況
カシマサッカースタジアムの特徴
そして、一番聞きたかった「帰りのバス」のこと
を親切に的確に教えてくれた
彼女が「鹿島アントラーズ親善大使」を務めたら、きっとJリーグファンの誰もが鹿島にシンパシーを抱くことだろう。
この後、観戦記録の中で書いていく「鹿島情報」はほとんど、スズキさん直伝によるものである。
高速道路を降りると、何やら海のようなものが見えてきた
ずうずうしい僕は「お姉さん、これってなに?」
とコナン君のように幼気な質問をかます
いつも鹿島行きバスは寝ていくというスズキさん
「いや実はそんなに詳しいわけじゃなくて」
とスマホを取り出し、そこが「北浦」だとしらべてくれた
すみません、ガイドまで頼んでしまって
とここで謝っても、この言葉が届くことはないだろう
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