リクエストによってさらに「停まる」スポーツに進化したプロ野球
今日は年に一度の東京ドーム観戦
別に二度でもいいのだが、どうも最近は二度めを行く気がしない
それというのもここ数年、贔屓にしているチームの戦績が思わしくないからだろう
予告先発は鍬原拓也
今年のドラフト1位入団
2017年ドラフトで、清宮幸太郎(日本ハム)を外し、さらに村上宗隆(ヤクルト)を外したあとの外れ外れ1位だ。
鍬原拓也
【 くわはら たくや 】
北陸高校-中央大学-巨人 投手 右投右打 175cm
1996年3月26日
岡山県生まれ
小3から野球を始める
2011年~
北陸高 甲子園出場なし
2014年
中央大宮井監督の誘いで中央大学へ進む
2017年10月26日
ドラフト会議で巨人から1位指名される
その夜、TBS「お母さんありがとう」出演
両親離婚後、1人で育ててくれた母へ感謝の言葉を述べた
2018年5月5日、イースタン・リーグ日本ハム戦で初勝利
2018年5月31日、プロ初登板・初先発
「短いイニングならば157km/hは出る」と宮井勝成元中央大監督がいうストレートは145キロ前後
「独特の軌道で落ちるシンカー」は一軍の選手にも効果的で、5回を投げて「4者連続」を含む7三振を奪った
できれば、すぐに次の登板をみたい。
今度はボールの軌道がよく見えるテレビ中継で。
この日、用意した入場券は「三塁側」
今年買った双眼鏡で巨人のベンチを覗こうと考えたからだ。
だが、実際にベンチを見ても、由伸が右端に立っていて、いつもテレビで見ているのと何ら変わらない光景
5秒で飽きたのと、気分が悪くなったのですぐに仕舞った。
結果的にこの双眼鏡では「佐野元春」「V・ファーレン長崎」「巨人」を見たわけだが、功を奏したのは「佐野元春」だけだった。
基本的にコンサート・ライブにおいて、歌い手はマイクスタンドの前で歌う。つまりほとんど動かない。
一方、サッカーは人の動きが速すぎて「船酔い状態」になるし、野球は「止まっているのか、動いているのか」わからないセットプレー競技なので、凝視するポイントがつかめなかった。
この試合を選んだのは「巨人」と書かれた「もしも巨人が高校野球のチームだったら」ユニフォームがもらえるというのもあるが、大田泰示と清宮幸太郎を見たかったからだ。
大田泰示の初打席、鍬原拓也はいきなり内角に投じた
大田泰示は「当たったよ」とアピール
すかさず栗山監督が「リクエスト」
大型ビジョンには、いくつもの角度からカメラが捉えた映像が流される
「びみょー」
「わかんなくね」
場内にだらけた失笑が起こる
この「リクエスト」という制度
投手には圧倒的不利な試みだ。
その間、投球練習はしてよいのだが、大概の投手は緊張感が途切れてしまうだろう。
2018年シーズン、最初で最後の観戦
ただでさえ「止まっている」競技をさらに「停めまくる」試みを入れてプロ野球はますます、精神的瞑想の領域に入っていくような気がした。
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