東京五輪まであと2年
一昨年の7月24日から毎年7月24日に「東京五輪まであと*年」というタイトルで、折々の五輪archiveをしています。
今回はその第3回。
例年どおりスポーツを「する」「支える」「見る」の三要素で捉えていきます。
はじめに全般です。
東京五輪への盛り上がりは小休止に入ったようです
振り返ってみればこの数年「エンブレムやり直し」「新国立やり直し」や自分ファーストの会が繰り広げる「施設見直し」など、マイナス運動一色でした。
その渦中では「五輪返上」をぶち上げる人まで出る始末。
いったいどれだけの人が心待ちにし、どれだけの子どもや若者がそこを目指しているか。
「スポーツが紡ぐ夢の大きさ」を語ることが憚られて「予算がムダ」とか「不正疑惑」とかで、とにかく「物議を醸すことを商売にしている」人たちがのさばっていました。
それは、まさに現代の日本の縮図でした。
メディアもそろそろ止めないと「やばい」
五輪がつぶれたら、自分たちの首が絞まるという状況となり「やばいよ、やばいよ」キャンペーンを手控えた様子です。
去年この記事で新国立競技場について「恐らく来年の今頃には、進捗が報道されることでしょう」と予測していましたが、外れました。
時折、報道で映し出されることはありますが、まだ「絵になる」ところまでできていないということのようです。
現在は「する」スポーツで東京五輪をめざす世代の若者の活躍が続いています。
去年、期待していると書いた卓球は男女ともに「金メダル」へのつぼみが開きつつあります。
今、期待しているのは「サッカーU23」です。
先日の「W杯2018」において「海外組」だけで2チームくらい作れるほど人材が育っていることがわかりました。
1993年に始まったJリーグが着実にサッカー人口を伸ばしているようです。
2019年に18歳を迎え、FCバルセロナに戻ると思われる久保健英(FC東京)を中心とした世代は東京五輪で、かなりおもしろいサッカーをしてくれそうな予感がします。
「支えるスポーツ」スポーツボランティアは、2018年秋にボランティア募集が始まります。
この1年で骨子が見えてきました。来年秋つまり開幕1年前には、採用合否が決まる見通しです。
日本人のボランタリーはとても高く、五輪史上に残るスポーツボランティアチームができあがり、世界に語り継がれるだろうと確信しています。
「見るスポーツ」は、去年に引き続き動きはありません。
東京五輪より1年前に開かれる「ラグビーW杯」のチケット販売が始まっていますが、その状況をみると「東京五輪」チケットは、かなり入手困難になりそうです。
ただ、五輪は競技数も多いし、もしもチケットが手に入らなくても、公道で行われる「マラソン」を見るという最後の手段がありますから「見る」ことについては、なんとかなると思います。
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