W杯MVP モドリッチの歴史
ポルトガルと日本がベスト16で敗れたところで、僕にとってのW杯2018は終了した。
贔屓チームが出ない日本シリーズを見ないように、応援する対象のないスポーツを見る習慣はないからだ。
今年DAZNに入ってからは、贔屓チーム以外でも、その時間帯にやっているJ2の試合を観るようになったが、それとて、レノファ山口と上位争いをしているチームを見ておきたいという動機からだ。別に僕が見たからと言って、どうにもならないことはわかっているのだが。
ずいぶん前に終わっていたW杯の決勝戦
そのニュースに懐かしいモドリッチの名前があった。
モドリッチと言えば現在33歳。
まだまだ第一線の選手だが、僕にはとても懐かしい。
Luka Modrich
位置:MF
国籍:クロアチア
身長:174cm
1985年9月9日
クロアチア、ザダル生まれ
7歳からフットボールを始めた
2003-04
ディナモ・ザグレブからズリニスキ・モスタルへローン移籍
2004-05
冬の移籍市場に、ディナモ・ザグレブ復帰
2007-08
6月、プレミアリーグのトットナムに移籍(移籍金37億円)
ユーロ2008出場。ユニフォームナンバー14
ベスト8トルコ戦、延長後のPK戦で一番手に蹴り、右枠外に外した。
モドリッチの記憶はこの時から始まる
ユーロ2008といえば、デコにとって2度めのユーロ出場
結果的にポルトガルは、スコラーリ監督のチェルシー移籍発覚というごたごたでベスト8で敗れてしまった。
この大会でヤングスターとして現れたのがモドリッチだった。
デコ仲間の間でも、守備良し、攻撃よし、よく走る。これは「次はビッグクラブだね」と話題になった。
メディアの紹介によると「憧れのクラブはFCバルセロナ」ということであり、当然、トットナムの次はそこに落ち着くのだろうと僕らは考えていた。
2012-13
レアル・マドリーへ移籍
2016年
ユーロ2016出場
ラウンド16でポルトガルに敗れた
試合後、レナト・サンチェスの求めによりユニフォームを交換した
2017-18
レアル・マドリーでUEFA CL3連覇
2018年
2018年W杯大会MVP ユニフォームナンバー10
決勝でフランスに敗れ、クロアチアの初優勝は成らなかった
デコはユーロもW杯も戴冠できなかった
ロナルドはW杯を戴冠できなかった
モドリッチは共に戴冠できていないが、クラブでは大成功を収め、選手としても世界最高峰に上り詰めた。
心より祝福したい。
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