ヴィヴィくんで17年ぶりに再会したトランスコスモス
「議論の前提となるモデル図を統一する」
足を伸ばして入ることはできないユニットバスに浸かっていて思いついた、そのアイデアには、大きなネックがあった。
そこがクリアできなければ、アイデア自体が没。
all or nothing
著作権である
僕が使いたい「費用対効果」図は「MIND-SA」という有償で売られている教本に収録されている。
恐らく契約上、社内資料(クレジットしたうえ)の利用は許容されると推察するのだが、僕が使いたい場所は「国会」で、当然そこは契約に含まれない。
僕はダメ元で権田さんに相談する。
「MIND-SA」を勉強するよう、僕に教えてくれた大先輩だ。
権田さんは事情をすべて聴くと即座に「俺が賭けやってやる」と言って、電話をとった。
相手は先方の部長さんらしい。
相手の部長さんは「そういうことならば、ぜひ協力したい。ただ、一応確認するので時間が欲しい」とのことだった。
少し光がみえた。
だが「時間が欲しい」というところが悩ましい。
色よい返事だったとしても、一週間後というのでは困る
その間、代替案を練り始めなければ間に合わない
しかし、それは杞憂だった
数時間後、相手の部長さんから権田さんに電話が入る。
「ぜひ使ってください。クレジットを入れてくだされば結構です」
快諾だった。
その会社こそ「トランスコスモス」
それ以来、僕はトランスコスモスに足を向けて寝ていない。
というのは嘘で、今調べて、本社のある方角に足を向けていないことを確認した。
それ以来、トランスコスモスという名前は、僕にとって恩義があるありがたい会社として刻まれてきた。
そして17年の時を経て、今年から応援し始めたV・ファーレン長崎のホームスタジアム、そしてマスコット「ヴィヴィくん」のコスチュームで、その名前と再会した。
トランスコスモスの皆さん、これからも末永く「長崎県」と「V・ファーレン長崎」そして「ヴィヴィくん」をよろしくお願い申しあげます。
僕にもヴィヴィくんのユニフォームを売って欲しい。
※トランスコスモスロゴが入っているユニフォームはヴィヴィくん専用
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