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2018年8月 1日 (水)

等々力で「完売」=「満席」ではないことを学習する

2016年に訪れた時はクルマを停めた駐車場は、関係者専用に変わっている。
ビジター入場ゲートのカウンターには紙コップが逆さに重ねて置いてあり、そこにいる女の子と目が合った。
僕は今し方、コンビニで買って来たアクエリアスを握っている。

恐らくフロンターレ川崎が組織しているボランティアの一員なのだろう。
僕もかつて、フロンターレ川崎スポーツボランティアに登録していたシーズンがあるのだが、そのきめ細かな運営には目を見張った。
ミッドウィークの試合では、なかなかスタッフが集まらず、試合開始ぎりぎりからでもいいから参加できる人はいないか?とよくメールが届いた。
僕がフロサポだったら、意気に感じて参加したことだろう。

彼女の目を見る
「ペットボトルは移し替えてください」
彼女から、その言葉を待つ

しかし数秒間、見つめ合ったが、彼女は「なんで、そんなに見つめるの?」と困ったような表情を浮かべている。

あっいいんだ・・
あえて、持ち込んでいいんですか?などと余計なことは言わず、となりにいたもぎりのお姉さんに切符を渡す。

等々力陸上競技場はペットボトル持ち込みOK
ということがわかった。


入場して階段を上ると、そこから一階席、二階席に分かれる。
一階席には座席がない。コンクリートの打ちっぱなし(この日初めて知った)
立って応援することができる。
二階席には座席がある。立って応援することができない。
ゴキちゃんが出るらしい。

応援したければ一階、ゆっくり見たければ二階
これはいい。理に叶っている。
さすが、サポーター思いの等々力だ。


もちろん僕は一階へ
到着はおよそ90分前
チケットは完売しているから、もういい場所はないだろうな・・

だが、目に飛び込んできたのは意外な光景だった。
打ちっぱなしのコンクリートが広々と広がっている。
座っている人はまばら。
好きな場所を選り取り見取りだ。
結論から言うと、試合開始20分前に来たとしても、自分の希望する場所を確保することはできた。


等々力陸上競技場の収容人員は26,232人
この日の入場者は22,221人

4,011人が来なかったのではない。
販売していないのである。
完売すなわち満席を意味しないことを、この日新たに学習した。

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