旅のカメラ GRIIか一眼レフか?
2017年の暮れ、新たに1台のカメラを買った。
有楽町のビックカメラで1時間ほど、暇を潰す必要が生じた僕はカメラ売り場に立ち、来夏の五島の旅を想像していた。
小さいのにあっと驚く写真が撮れるカメラってありませんか?
旅先で想い出に残る一枚に出会いたいが、一眼レフは重たい。
コンパクトでバッグから取り出してすぐ撮れる。ところがどっこい、高画質
そんなイメージをビックカメラの店員にぶつけてみた。
「ありますよ!」
店員はそういうと、速歩きでCanon売り場からリコーの売り場に僕を先導した。
そのカメラは「GRII」
Get Real 2
コンパクトサイズながら、23.7×15.7mmCMOS撮像子(APS-C相当)を使っている。だから、いい写真が撮れるのだという。
帰宅してからしらべると、リコーの「GR」シリーズは、コンパクトカメラ市場で確固たる地位を築いている様だった。
【GRの歴史】
1996年
GR1 発売
2005年
GR DIGITAL 発売 5.9mmF2.4レンズ
2013年5月
APS-Cを搭載したGR 発売 18.3mmF2.8レンズ
2013年8月
解説書「RICOH GR パーフェクトガイド」インプレス
2013年9月
解説書「GRエボリューション」枻出版社
2013年10月
GR Limited Edition グリーンボディ 5,000台 限定販売
2014年6月
技術解説書「今すぐ使えるかんたんmini RICOH GR基本&応用 撮影ガイド」技術評論社
2015年7月17日
GRII 発売
2015年10月23日
GRII Premium Kit 1,200セット 限定販売
2015年10月26日
GRII初の解説書「リコー GRII WORLD―GRはGRを超えてゆく。」日本カメラ社
2016年3月
GRII Silver Edition 3,200台 限定販売
「GRII」概要
■1,620万画素
■発売:2015年7月
■実勢価格:62,800円
GRIIを7ヶ月使って、さてどのカメラを五島に持っていくかを考える。
GRIIとGRとの主な違いは「Wi-Fi機能」でスマホに写真を転送できることと「スマホで操作できる」こと(アプリGR Remote使用)
ただ、結論から言うとこの2つ、まったく使っていない。
17種類の画像エフェクトは楽しい。マクロが10cmまで寄れるのは及第点。
どのカメラにも言えることだが、多機能製品は使いこなせば楽しいだろうが、大多数のユーザーはその操作を覚えている時間がない。
従って、宝の持ち腐れになるものが大半だ。
撮像子がよくても、やはり一眼レフの深みには及ばない
自然の風景を撮る旅では、望遠できないのは致命的
五島上陸は、これが最後かも知れない。
結局、かさばるけれど一眼レフ+スナップ写真はiPhoneという構成で臨むことにした。
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