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2018年9月29日 (土)

生まれて初めて見るシンメトリーな自分の顔

クレオパトラの顔は完全なシンメトリーだったらしい
親戚のおじさんが言っていたのならば、ちょっとは信憑性もあるが、知らない人が書いた本で読んだので、本当かどうかはわからない

要はシンメトリー「左右対称」な顔は美しいということのようだ
確かに新聞記事に載った「書類送検された元アイドル」の顔は見事にシンメトリーだ


その日、僕は電子手続きのために写真を必要としていた
ひと昔前ならば、近所のセルフ証明写真の販売機までクルマを走らせる必要があったが、今はデジタルカメラで撮り、パソコンに転送して、トリミング、ダウンサイジングを行うことで、先方が指定するピクセル、ファイルサイズの写真を自作できる

スマホで撮ると平坦な顔がさらにべったりしてしまうので、一眼レフのレリーズモードをリモコンにして自撮り
ケーブルをつないでパソコンに転送する
画像編集ソフトを立ちあげて、今撮ったばかりの十数枚の写真を見比べる
そこで、僕は愕然とする

顔が歪んでいる

それも左と左で歪みが違う
こんな顔だったかな
急いで洗面所に行って映してみる
あれ?歪んでないぞ
左右もそれほど違わない
よくよく、注意してみれば確かに違うけれど、ぼんやり見ている分にはわからない

気を取り直してもう一度、一眼レフで撮り直す
しかし、できあがった(現像してないけど)写真はさっきと同じ
左右が異なり、歪みも違っている

以前、新聞の取材を受けた時、カメラマンが左、正面、右とテストしたあとで「左からがいいですね」と言って、インタビューを受けている間、左ばかり撮り続けていた。
人の顔は左と右は違うものなのだと、その時知った。

歪んだ写真をしばらく見ていて、僕はある実験を思い立ち、早速とりかかる

まず顔の中心線から左だけをトリミングする
そしてその「左」を180度反転させて、本来「右」の顔がある位置に置く
継ぎ目がわからないよう微調整してできあがり
生まれて初めて見る「シンメトリーな自分」だ

ほぅ、こうなるのかぁ

だからと言って、元が元なので、いきなり福山雅治になったりはしない
ただ、本物の僕、一眼レフが撮った本当の僕と比べると、鏡の中にいる僕がみた僕、僕が作り出した僕によく似ている

あまりに合成がうまく行ったが、もちろん、それを手続きに使ったりはしない
だって、ほくろの位置、シミの数、髪の毛一本一本まですべて左右対称じゃ、バレバレである

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