« 「暮れてゆく空は」は、オープニングにベストな選曲 | トップページ | 遊佐未森が歌を歌うと「あぁ、あったな~」と思えてしまう »

2018年9月27日 (木)

遊佐未森を知ったのは週刊誌のグラビアページだった

MCを入れずに「せせらぎ」「タペストリー」と続ける
1998年にリリースされたシングル「タペストリー」(10枚めのアルバム「Echo」に収録)
2000年代初頭、激動の時期、いつも僕の側に寄り添っていたのがこの曲で、今では平穏な日々にこの曲を聴ける幸せを噛みしめる。

平和ゆえにサッカーがあり、サッカーが観られる日々に平和のありがたさを知る・・といったところだ


「風の吹く丘」
二枚めのアルバム「空耳の丘」に収録された曲
ずいぶん久しぶりに聴いたので、なんという曲だったかわからなかったが、これはいい曲だ。いやいい曲だったと、かつて知っていた
旧いアルバムを掘り起こして、もう一度現代のローテーションやマラソンのセットリストに入れよう


「地図をください」
ウェスタンギターで始まるイントロを聴いて、幸せにならないミモリストはいないはずだ
そういえば、遊佐未森のファンをミモリストと呼ぶことに異論は巻き起こっていないのだろうか
村上春樹のファンをハルキストと呼ぶことは、村上本人がとても嫌がっていて、自ら「村上主義者」を提唱している
ということは「遊佐主義者」か

ここで、初めてMCがはいる
「地図をください」は遊佐未森3枚めのシングル
アーノルド・シュワルツェネッガーが出演したカップヌードルのCMに使われた
「この曲のご縁で知ってくださった方?」と彼女が問うと一斉に手があがる
「わっ全部だ」


恐らく僕もその1人だった
僕が遊佐未森を知ったのは週刊誌のグラビア
といっても水着オールカラーではない
「週刊プレイボーイ」とか「平凡パンチ」ではなく、確か「週刊文春」か「週刊朝日」だったと想う
モノクロ4ページの紙面で、今風にいえば「不思議ちゃん」調の遊佐未森が登場し、全部足しても100文字程度のキャプションでは確か「4オクターブの魅惑のボイスを持つ少女が現れた」といった紹介が述べられていた

僕はそのルックスを見てすぐに貸しレコード屋さんに走った(確かもうCDだった)
もちろん「どんな声なのか?」にとても興味があったが、アーティストとして一般週刊誌のグラビアに登場してしまうほどの、圧倒的存在感に食いつかないでいることは、カップヌードルを作って謎肉を残すこと以上に難しかった。

シングル「地図をください」も借りた
初めて買ったのは「桃と耳」1992年に出た、遊佐未森初めてのベストアルバムだった
このアルバムは今もブックオフに売ることなく、大切に仕舞っている

今、久しぶりに確認しようと想ったのだが、あまりに奥に仕舞い込んでいるので断念した

遊佐未森25周年の記録
遊佐未森30周年の記録

| |

« 「暮れてゆく空は」は、オープニングにベストな選曲 | トップページ | 遊佐未森が歌を歌うと「あぁ、あったな~」と思えてしまう »

音楽」カテゴリの記事