最後の曲で遊佐未森の声がかすれていたのは
今回の選曲は「遊佐クラシックス」「遊佐out takes」を織り交ぜた、まさに「遊佐未森ダイジェスト」
コアなファンにとっては、心憎いものであり、そこそこのファンにとっては、目新しい発見があった。
「未森クラシックス」でいうと、25周年で演奏された「夏草の線路」「欅~光りの射す道で~」が外れ、そこにはなかった「タペストリー」「野生のチューリップ」が入った。
遊佐未森が笛を構えて「30周年コンサート」最後の曲「川」が始まる。
ラストはスローテンポな曲で締めるのは25周年と同じだ。
(25周年のラストは「欅~光りの射す道で~」)
ところがここに来て、遊佐の様子がおかしい。
感極まっているのか
声が枯れてきたのか
この曲が特別にキーが高いのか
高音がかすれ始めている
こんな遊佐未森を見るのは初めてだ。
国立音大在学中に自ら修得したという、その独自の唱法で、いつも、どれだけ高い声で歌っても音を外さない。
がんばれ
声に出すのは、彼女を半人前扱いしているようでためらわれる。
だから、心の中で念じる。
なんとか、あと一曲
声よ
持ちこたえてくれ
間奏で吹く笛も、珍しく音が揺れている
やっぱり「感極まっている」方面なのか?
♪川は流れていく、僕の胸に、留まることもなく
歌い終えて、2時間48分という長丁場を乗り切った彼女が笑顔を見せ、僕はとても安堵する。
今日も聴けなかった「Silent Bells」は、今度こそ、アニバーサリーではない「通常のコンサート」を聴きに来ることにしよう。
→つづき ひとりきりのクリスマスコンサート
Mimori Yusa 30th Anniversary Concert
「P E A C H T R E E」セットリスト
Prologue
暮れてゆく空は
せせらぎ
タペストリー
風の吹く丘
地図をください
水玉
ネクター
HASU KRIYA
ほほえみとともに粉雪の舞う
野の花
アニメ「女川中バスケ部5人の夏」劇番メドレー
Island of Hope and Tears
Shadows of Time
クローバー
The Road to Nowhere
彼方
野生のチューリップ
ボーダーライン
ふたりの記憶
0の丘∞の空
ロカ
アンコール
レモンの木
瞳水晶
川
「P E A C H T R E E」
2018年9月23日 天候:晴
16:45 開場
17:39 開演
19:55 本編終了
20:27 終演
「ミモリアルソングス」
2013年10月27日 天候:快晴
16:22 開場
17:03 開演
19:36 本編終了
20:00 終演
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